くりっく株365 消費税10%後の手数龍比較 2019年10月版
2019年10月より、消費税10%になったことでくりっく株365各社の手数料が改定されています。
それを踏まえて、手数料比較を作成しました。最安値口座を含む4口座での比較です。
現在お使いいただいている口座または口座開設検討されているくりっく株365口座の手数料がどのレベルにあるかの確認資料としてご利用いただけるかと思います。
4口座で比較 最安値は147円
比較したのは、ひまわり証券・岡三証券・インブァスト証券・カネツFXの4口座です。
以下のようになりました。
くりっく株365口座 | 手数料(片道・税込) |
---|---|
ひまわり証券 くりっく株365 | 147円 |
岡三証券 くりっく株365 | 156円 |
インヴァスト証券 | 220円 |
カネツFX | 440円 |
最安値手数料は、ひまわり証券の147円です。ちなみに、カネツFXが最も手数料が高いわけでもありません。片道数千円というところもあります(汗)。
ここにない口座を見ると、150円台というところがかなりあります。
数円くらいの差ですので大きな違いはないのですが、スキャルピング的に短期売買される方には重要なポイントになるかもしれません。
それは、「手数料の抜け幅」が違ってくるからです。
「手数料の抜け幅」というのは、ポジションをもってどれくらい動けば手数料分を考慮して利益になるかという値幅のことです。
1位のひまわり証券と2位の岡三証券で手数料抜け幅を計算してみると、その意味がわかります。
- ひまわり証券:往復手数料294円 3ポイントの値動きで利益出せる
- 岡三証券:往復手数料312円 4ポイントの値動きがないと利益にならない。
手数料差は片道9円ですが、ポジションをもってかた手数料が抜けるまでの名幅が1ポイント違ってきています。
私は、この辺は気にせずにやっているのですが、短期売買で細かくやっていく場合は重要なポイントになる場合もあると思われます。
くりっく株365 スプレッド状況
2019年9月のくりっく株365のスプレッド実績も発表になっています。
日経225・NYダウともに10をちょっとだけ上回っています。
ここのところ続いていたスプレッド縮小傾向は、この辺で一旦ストップした感じがありますね。
まあ、これくらい狭ければいろんな売買で使えるので問題はありません。
私は、現在くりっく株365を2つの運用法で使っています。
- 日経225−NYダウ サヤ取り
- 日経225 異業者両建て
どちらもスプレツドが狭いと利益が大きくなるのですが、特に「日経225異業者両建て」では重要なポイントになります。
参考記事:日経225 異業者両建てとは
若干違いますが、FXでやっているスワップポイントサヤ取りのCFD版のような運用法です。
この2つの取引で使っているくりっく株365口座は、岡三証券です。
手数料的には、ひまわり証券よりも若干高いものの、チャートや情報提供などに優れたものがあります。
サヤ取りチャートはここだけのツールで、私の「日経225−NYダウサヤ取り」でも有益なツールとして使用しています。
目的に合わせて口座を使い分けていきます。
岡三証券 くりっく株365