一銘柄専門はなぜ儲かりやすいのか
初心者の銘柄選び。株式投資の一番重要な部分です。投資対象を絞り込むのがなぜ有利なのかについてお話しします。
一銘柄専門:株式投資もFXも絞り込むほど有利
亀仙人投資術では、運用対象は徹底的に絞り込みます。これには、大切な理由があります。詳しくはレポートP34の「運用通貨を絞り込む4つの意味」でも書いています。
実際に私は、豪ドル専門です。株式投資で亀仙人投資術を行なう場合でも考え方は変わりません。今回の売買でも私は投資対象を一銘柄に絞り込んでいます。
一銘柄専門のメリットはいろいろあります。
- 一銘柄なので日々の作業や管理が簡単。
- 相場暴落時などでも損切りの判断が早く実行できる。
- 相場上昇期には、大きな利益を手に出来る。
そしてなにより・・・
「相場の周期の変動がつかみやすい」
亀仙人投資術をやっていくうえでは、最後が一番大事です。実際に、絞り込めば絞り込むほど有利になります。
私が、FXで豪ドルだけを売買する理由と全く一緒です。例えば、英ポンドや米ドルと一緒に豪ドルを売買していると、周期もつかみづらくなって売買がうまくできなくなります。
株式投資でも同様の理由により投資対象は「1銘柄」にしています。そうやって選んだのがこの株です。
「京成電鉄」
随分地味な株だと思った方もいるでしょうね。ちょっとご説明しましょう。
地味な通貨・地味な株ほど儲かる
「豪ドルは派手な通貨じゃないか?」
こう反論する方もいるかもしれません。
亀仙人投資術で売買している豪ドルも私が売買を始めた頃は地味な通貨でした。私が始めたころは「米ドルとユーロ」がFXの中心だったのです。その後に中心となったらのは、英ポンドです。
「殺しの通貨 英ポンド」
映画007風にそう呼ばれていた時期があります。NZドルや南アフリカランドやトルコリラなども「高スワップ金利」でブームになりましたね。
そして、2010年現在は豪ドルがかなり人気があります。
こうやって眺めてくると豪ドルが人気となった理由がわかります。私は、今の豪ドルブームをこう感じています。
「豪ドルは地味な通貨なので人気がでてきた」
- 値動きが荒くなく売買し易い。
- 低金利時代でも高いスワップ金利が続いている。
- 豪の経済は好調を維持しており安心感がある。
人気がでてきたせいか、最近の豪ドルは値動きが荒くなってきています。
この辺は、ちょっと注意しておきましょう。人気の出た通貨や銘柄は乱高下しやすくなり暴騰・暴落の原因となります。この辺も株式投資とFXともに同じです。
ポジションを大きくして勝負するつもりの方は、必ず「損切り」をきっちり実行していきましょう。
まとめ
「一銘柄専門:株式投資もFXも絞り込むほど有利」
私が豪ドル専門で運用しているのは、ズバリ「儲かる早道」だからです。今回の株式投資でもそのやり方は同じです。