銘柄選びで大切な事 |株式投資初心者 登竜門
何を買うか。株式投資の銘柄選びは凄く悩みますよね。でも、本当はこうなんです。
株式投資の銘柄選び
今回より実際に株式投資に「亀仙人投資術 VOL2」をどのように応用しているのかについてお話しします。
まずは、「株式投資の銘柄選び」です。
FXでも「運用対象をどの通貨にするのか」はとても大事です。私の場合でも豪ドル一通貨に絞り込んで運用をしています。これは、スワップ金利が高いからといってトルコリラなどでは出来ないからです。
株式投資で「サヤすべり取り」をする場合も同じです。
この銘柄の選び方は、亀仙人投資術VOL2の22ページ「運用通貨の選び方」と同じ考えで行ないます。特に注意して欲しいのは25ページの4行目の赤字の部分です。
FXでの亀仙人投資術でもこの部分は大事です。株でやる場合でもここはとても大切な部分になります。例えば、その一つを株式投資に置き換えるとこうなります。
東証2部や新興市場の銘柄は「投資対象外」
こういう中小の成長株は「将来の成長性」が高いため、通常のマネー雑誌などでは積極的に「推奨株」にしています。でも、こういう株は「サヤすべり取り」の対象としては好ましくはないのです。
サヤすべり取りは、「値動きを周期性」を利用して利益を出します。上げ下げの期間がある程度読める銘柄を選び、売買をしていきます。
ですので、株価が2倍や3倍になるような激しい動きをする株は逆に売買しにくいのです。
銘柄選びのポイント 飾りはいらない
サヤすべり取りで利益を出していくには、「2倍や3倍に上がる可能性」や「将来有望な株」などの飾りはいりません。
必要なのは、「いつものように上がり、いつものように下がる」周期性です。いつものように上がってくれれば、底値近辺で「いつものように買う」事が成功し易くなります。
マザーズなどの新興市場の株は、値動きが不規則で突発的な動きをします。これに対して、東証一部上場の株などは、上げ下げも緩やかであり、数ヶ月単位での上げ下げがあるものがいくつもあります。
サヤすべり取りは、その周期を利用して売買をします。周期を持たずに荒い動きをするような株はサヤすべり取りには向きません。
これは、FXでも同じです。
豪ドルクラスまでのメジャー通貨はある程度の周期があります。
これは、株式などに比べるとかなり不規則なのですが、それでも売買に有効に使えるレベルの周期が存在します。
南アフリカランドやトルコリラなどになると、その周期はかなりボヤけてきます。更に上げ下げの幅が大きくなるため、非常に売買がしにくくなります。
こうなってくると、安心してスワップ金利を受け取っていられなくなります。
株式投資でサヤすべり取りをする場合でも、要領は同じです。株の場合はFX以上に周期性があるので、FXで慣れておくとこの辺は、売買し易くなると思います。
まとめ
「銘柄選びに飾りはいらない」
銘柄選定の大切さはFXも株も同じです。サヤすべり取りと一般の投資の場合ではその考え方が全く違ってきます。