株主優待 2013年3月結果
3月は、株主優待の集中月です。株主優待とりのための両建は、初めてやるせいもあり、数が多くてすごく緊張しました。信用取引については、信用取引口座を解説したばかりのGMOクリック証券で口座開設後3ヶ月手数料無料キャンペーンを実施中だったため、6月まで信用取引手数料無料で売買ができます。
6月以降も1約定100円か一日定額型200万円で735円のどちらかを選べますので低コストでできそうです。信用取引手数料無料などと騒がれていてもそれ相応の売買をする投資家が対象となっています。私のようななんちゃって株式投資家には無縁なんですよね。
獲得したと思われる株主優待一覧
今回獲得したと思われる株主優待一覧です。
銘柄 |
優待内容 |
極洋(1301) | 1000株以上5000円相当の自社製品 |
伊藤ハム(2284) | 1000株以上5000円相当の自社製品 |
日清オイリオ(2602) | 1000株以上3000円相当の自社製品 |
アグレックス(4799) | 100株以上JCBギフトカード 500株で5000円狙う |
ファンケル(4921) | 100株以上3000円相当の自社製品 |
コーセー(4922) | 100株以上4〜5000円相当の自社製品 |
小林製薬(4967) | 100株以上5000円相当の自社製品詰め合わせセット |
ニプロ(8086) | 1000株以上10000円のJCBギフトカード |
山陰合同銀行(8381) | 1000株以上鳥取県・島根県の特産品 5000円相当 |
山口フィナンシャルグループ(8418) | 1000株以上山口県の特産品 5000円相当 |
芙蓉総合リース(8424) | 100株以上3000円相当カタログギフトまたは図書券 |
興銀リース(8425) | 100株以上3000円相当図書カード |
リコーリース(8566) | 100株以上3000円相当クオカード |
合計 | 5万9千円〜6万円相当 |
今回は全ての売買をGMOクリック証券で行いました。制度信用でどれくらいの逆日歩がつき、一般使用取引とどちらが有利かを比較する意味もあります。
株主優待獲得にかかった費用一覧
今回の売買は全て制度信用取引を使っています。
銘柄 |
現物 代金 |
現物 手数料 |
信用 手数料 |
貸株料 |
逆日歩 |
金利 |
費用合計 |
配当金 |
配当落 調整 |
極洋 |
236,000 |
100 |
0 |
28 |
450 |
0 |
578 |
|
|
伊藤ハム |
492,000 |
211 |
0 |
59 |
450 |
0 |
720 |
|
|
日清オイリオ |
360,000 |
154 |
0 |
43 |
150 |
0 |
347 |
|
|
アグレックス |
460,000 |
197 |
0 |
55 |
1,275 |
0 |
1,527 |
|
|
ファンケル |
106,800 |
45 |
0 |
12 |
120 |
0 |
177 |
|
|
コーセー |
222,500 |
95 |
0 |
26 |
150 |
0 |
271 |
|
|
小林製薬 |
466,000 |
201 |
0 |
55 |
300 |
0 |
556 |
|
|
ニプロ |
885,000 |
383 |
0 |
106 |
150 |
0 |
639 |
|
|
山陰合同銀行 |
814,000 |
349 |
0 |
95 |
450 |
0 |
894 |
|
|
山口フィナンシャルグループ |
923,000 |
397 |
0 |
111 |
450 |
0 |
958 |
|
|
芙蓉総合リース |
366,500 |
158 |
0 |
44 |
150 |
0 |
352 |
|
|
興銀リース |
291,500 |
128 |
0 |
35 |
150 |
0 |
313 |
|
|
リコーリース |
261,700 |
112 |
0 |
31 |
165 |
0 |
308 |
|
|
合計 |
5,885,000 |
2,530 |
0 |
700 |
4,410 |
|
7,640 |
|
|
- 今回の逆日歩は4日発生
- 現物株の配当金受取と信用取引の配当落調整は取引の数ヶ月後になるので空欄
- GMOクリック証券信用取引手数料は、口座開設3ヶ月無料キャンペーン中のため0円(通常は1約定100円くらい)
先程の受取額合計5万9千〜6万円の株主優待を得るのに費やした費用合計が7,640円です。収支のバランスとしてはかなりお得だったと思っています。
ただ、費用のなかで逆日歩が6割くらいを占めています。元々この両建での株主優待取りは人気があるのですが、ここのところの株式投資人気復活の影響もあるのかもしれません。逆日々は参加者が増加すればするほど増える傾向にあります。
仮に、逆日歩なしのカブドットコム証券の一般信用取引を使うと以下のような費用負担になります。
例:山口フィナンシャルグループ
- 現物株手数料:(923000×0.09%+90円)×1.05=966円
- 信用取引手数料:798円
- 貸株料:3.9%(GMOクリック承継制度信用は1.1%) 394円
- 逆日歩 0円
- 費用合計:966+798+394=2,158円
今回制度信用取引での山口フィナンシャルの費用合計が逆日歩つきで958円でした。逆日歩なしで安心とはいえ一般信用取引のほうが全体の手数料が高くなる傾向にあることがよくわかりました。
この辺は、使い分け方を考えていく必要がありそうです。
逆日歩は、中小株・品薄株で大きな金額がつきやすい傾向があります。こういう株で両建てをする際は一般信用取引をつかうほうが良いかもしれません。大型株はついてもあまり派手な金額にはならないことが多いので、制度信用取引でやっていっても大怪我の可能性は薄いのかなと思っています。
やりながら調整をしていきます。
2013年3月 株主優待総合収支
数ヶ月後に配当金調整があります。
- 現物株の配当金受取
- 信用取引売建てによる配当落調整金支払
これら2つは、ちょっとだけ数字が違うようです。正確な数字は、実際に調整があってからここに追記させて頂きます。一般的にはこういわれています。
- 配当金調整の時点では支払いのほうが若干多い
- この売買しかなく、確定申告をした場合は源泉徴収分が戻ってくるので受取の方が大きくなる
私は、FXで毎年確定申告をするので後者の方を利用できそうです。
売買終了後、株式優待のための両建資金は、再びFX口座に戻しました。4月の権利売買は4月24日からのようですので、それまではFX運用にしておきます。現在、GMOクリック証券FX口座では中国元円のポジションを保有中です。ボタン一つで資金が動かせるのは本当に楽ですね。
株主優待 2013年3月結果関連ページ
- 2013年5月結果
- 株主優待両建 逆日歩でちょっとピンチ 2013年5月結果の記事です。