豪ドル円手書きグラフからの見通し 2018年9月
毎日描いている豪ドル円手書きグラフ、そろそろ方向性も見えてきたかもしれません。サヤすべり取りで使っている豪ドル円の売買道具でのここからの見通しをまとめました。
大底は近いか遠いか
時間をかけてゆっつくりと下げてきている形が出来ています。このまま一気に落ちていきそうな感じもありますね。
ただ、私はそこまで悲観はしていません。
もう一つ記入している場帳で「豪ドル円は大きく崩れにくそうだ」という感触も持っているからです。
私のサヤすべり取り売買判断は、この豪ドル円手書きグラフと場帳に2つで行います。
場帳は、「バチョウ」と読みます。日々の為替値を記入しながら大きな流れを見ている役目をもっています。
今年の豪ドル円は、なかなか頑固者です。5月ごろから、大底をつけたかと思いきやほどほどのところまでしか上がらなかったのです。
春ごろから、「もしかして弱いかも」と思う部分もあり、買いポジションのヘツジに売りポジションも要れた両建て運用をここまで続けてきました。
でも、売りポジションを入れてもなかなか利益が出ない。
大きく崩れないからです。
何か硬い岩盤のようなものがある感じがするのです。
それを証明するかのように、トルコリラ円や南アフリカランド円が大きく崩れる展開があっても豪ドル円は大きく崩れませんでした。
ここにきて80円割れまで下げたものの、やはり78円くらいで下げ止まって80円台まで戻ってきています。
今の段階で、「豪ドル円が上昇期に入った」と書いているブログはありません。私もそこまで書くつもりはありません。それでも、「そろそろ大底圏かもしれない」とは書いておきたいと思います。
私は、周囲の情報はほとんど気にせずに売買判断を行います。他人の売買判断を参考にすることもありません。
全ては、「場帳+グラフ」からのものです。
こうすることで独自の売買判断を迅速に実行できます。
そのお蔭で、今回の下げ相場でも苦しい想いはせずに済んでいます。苦しい想いはせずに済んでいるのですが、ほどほどに損きりもしています。なので、利益は伸びていません。
それでも、心配はしていません。いつも通り続けていけば利益が出せる自信があるからです。
今まで通り1日1分の場帳・グラフ記入を続けながら、売買判断を続けていきます。