豪ドル円手書きグラフからの見通し 2018年3月状況
豪ドル円の流れが変わる可能性がでてきました。単純に下げが続くと見る時期は終わったようです。今の見通しについてまとめました。
上げ転換の可能性もあり微妙な豪ドル円
2018年3月13日記入分までの豪ドル円手書きグラフです。下げ一辺倒の状況に変化がでてきています。
1月に11枚目突入してから描き足し続けてはや2ヶ月経ちました。2か月分も描くと1枚のグラフだけでも大きな流れが見やすくなります。
いつもであれば、ここで揉んでからもう1段から2段くらいの下げがあります。ただ、たまに早い段階で上げ転換することもあり、ちょうど今くらいのタイミングです。
私の現在ポジションは、同数量での完全両建です。
- 下げ濃厚と感じれば、買いを減らすか売りを増やす。
- 上げ転換と感じれば、売りポジションを決済して買いのみとする。
そんな感じで対応をしていく予定です。
先日より活用しているFXオプションは、この局面での使用は自粛しています。
サクソバンク証券のFXオプションは毎週水曜日が期日です。本日段階で今週水曜日期日の84.00円のコール・オプション売りが0.15となっています。つまり、10万通貨分コール・オプション売りを仕掛けて水曜日の清算時間に84円未満であれば15,000円のプレミアム代金がそのまま受け取れるという条件になっています。
もしも、84円以上であれば84円の豪ドル円買いポジション売りポジションが発生するのですが、プレミアム代金の受取は変わりません。なので、「プレミアムという15,000円のお小遣いつきで84円の売りポジションを作れる状況」という感じにもなっています。
一長一短ありますが、ここらで売りポジションを作る予定であれば、FXオプションで仕掛けるというのは面白い選択肢になります。
コール・オプション売りは84円から10銭程度上昇くらいであればプレミアム代金を考慮すれば利益となることもあり、勝ちやすい仕組みです。その反面、大きく下げたときでも利益額は15,000円程度に限定されるため大きな収益チャンスを逃しかねないところもあります。
「ああ、いつも通りやっていればもっと利益出せた!」
こういうトレードすると、心理的に良くないんですよね。
今後FXオプションをどんどん活用していくのは確実です。でも、どう活用するのかは「あらかじめ戦略を決めてその範囲で使う」ということを徹底するつもりです。便利だからこそ、長い目で自分の戦略に組み込んでいくつもりです。
FXオプションを使おうと使うまいと間日やることは1日1分の「場帳+グラフ」記入で変わることはありません。