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相場の技術磨き続ける

日々の場帖・グラフ記入は、相場技術を磨き続けるためのものです。毎日数分の単純作業のために、時折この目的を確認しています。薫習とFXでも、書いたのですが目的を忘れず情熱を持って作業をするというのも大切なのです。まあ、相場の情熱というのは言葉にすれば「もっと儲けたい」というものなので失うという心配は要らないかもしれませんけどね。

相場の技術とは

豪ドル円

 

豪ドル円本日の手書きグラフです。上げる力強さに欠けます。とはいえ、下げの勢いが強いわけでもありません。往来相場の典型的な形です。こういう流れは大体1か月〜数ヶ月続くことが多いので、もう少しこの流れで推移するかもしれません。

 

ただ、ここ数日動きが大きくなってきているので状況次第では、そろそろポジションを動かすかもしれません。

 

私が毎日場帖・グラフ記入に費やす時間は、FXだけで1分程度CFD取引や先物を加えても5分程度です。この作業を続ける一番の目的は「相場の技術」を磨くことにあります。相場の技術は、師の言葉を借りるとこう表現されます。

 

相場の技術とは、上がり下がりを当てる技術ではなく、予知不可能な暴落に対して建玉の増減により損失を少なくとどめ、また利益を多くするための操作をいう。〜林輝太郎

 

ちょっと難しい言葉になってしまいますね(笑)。まあ、有難い言葉ってこういうものなんですよね。ちょっと頭をひねらないとわからないところが、有難さに繋がっていたりします。師はこの文章の後にこう続けています。

 

相場の90%は技術であり、頭脳を使うのは残りの10%に過ぎない。

 

日々やっている場帖・グラフ記入は、淡々としたものです。「ん?そろそろかな」と感じるようなときに売買判断の検討をする程度であり、ここが10%の頭脳を使う部分なのだろうと私は解釈しています。

 

誤解を恐れず簡単に書けば、「利益を出すための売買技術」ということなんです。私達のやり方は、理論を理解するだけでは何も起きません。実践して技術を磨いていくことで利益がでるようになってくるというものです。

 

他の職業に例えるならば、「職人が毎日の作業で独自の技術力を身に着けていく」とか「スポーツ選手が日々練習で自分を磨く」とかいうものと重なります。もともと、才能があろうとなかろうと一朝一夕で「プロ」や「一流」というレベルに到達することはできません。そこに到達するには、地道な努力と切磋琢磨がかかせません。

 

私自身、場帖・グラフ記入を始めてもう20年以上になります。利益が出る段階といっても、いくつものステージがあります。上には上がいるとよく言いますが、「損ばかりしていたが収支トントン」という方もいれば「年平均100万円くらいは稼げる」あるいは「数千万円」という具合にそのレベルは人それぞれです。

 

上のレベルの人をうらやむ必要はありません。他人を羨まず自分をみつめて日々の作業を続けていくだけです。

 

●●▲■ 場帖・グラフ 詳細説明

2015/10/30


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