勝ち続けるトレーダーになるために
売買に自信のあるトレーダーは、自分を信頼し自分のすべきことを躊躇なく実行する。これこそ成功するトレーダーだ。マーケットの気まぐれな値動きを恐れず、不安を助長するような情報に気を取られるよりも収益機会を伝える情報に神経を集中させる能力を身に着けている。〜マーク・ダグラス
おそらく、「売買に自信のあるトレーダーは、自分を信頼し自分のすべきことを躊躇なく実行する」ということに異論を唱える方はいないでしょう。
迷いなく、自分のスタイルで売買を続けることがFXトレード成功の絶対条件であることは間違いありません。
毎日のように、エントリーするかどうかで悩み続けているうちは買ったり負けたりが続き、収益も安定しません。大きく勝つことがあっても、それが次のトレードの成功に繋がるものでなければ、その利益はいずれ消えてしまいます。
FXトレーダー 成功への3ステップ
問題は、「どうやってこの段階までいくか」なんですよね。
私は、トレーダーが冒頭の段階にいくまでは3つのステップがあると思っています。
- 第一段階:運用法を決める。
- 第二段階:日々の実践を続ける。
- 第三段階:成功体験を積み上げる
私自身、このステップを踏んで迷いの少ないトレードが出来るようになってきました。完璧に「迷いのない自信あるトレード」とまではいかないのですが、今の道を歩んでいけばいつかは到達できるだろうと思っています。
まず、自分が実践する運用法を決めることです。これは、いつも書いているのでよくお越しになっているブログ読者はご存知のとおりです。成功の第一歩は、運用法を決めることです。私は、20年以上サヤすべり取りをメインとしてやってきています。
運用法を決めたら日々の実践開始です。私の場合は、日々の場帖・グラフ記入です。豪ドル円手書きグラフは以下のページで定期的にまとめています。
場帖は、日々の豪ドル円値を記入していく帳簿です。グラフは傾向を見るのに使い、場帖は売買判断をするのに重要な役割を果たします。
これに、売買記録である玉帳を加えた3つの売買道具を、私たちの間では「三種の神器」と呼んでいます。
売買道具記入を開始したからといって、いきなり「自信のあるトレード」が出来るようにはなりません。売買道具を開始した段階というのは、車の運転でいくと自動車教習所で運転練習をしているときのようなものです。
教官に怒られながら、おっかなビックリ運転して、いろんな技術を覚えていく段階です。
相場運用でもそれは同じです。怖い教官はいませんが、売買道具を書き続けていずれは相場の荒波にもまれていくことになります。
この売買道具の記入を始めて、しばらくしてから売買開始です。
売買開始してから、スムーズに利益が出るようになる方もいます。その一方なかなか芽がでない方もいます。私は、後者の芽がでない方でした。
それでも、林輝太郎先生を信じた自分を信じて日々の実践を続けました。
そのうち、売買で利益が出るようになってきます。この成功体験が大切です。
この成功体験を積み上げていくことで、「この運用法で間違いない」という自信が持てるようになります。
誰もが、この運用法なら儲かりそうだ、という気持ちで運用法を選び実践を開始します。でも、誰もが最初は半信半疑です。「この運用法は儲かりそうだ」というのは、最初の段階では根拠の薄い直感に近いものがあるからです。
私もそうでした。
林先生の本を読み、電流が走るような直感を信じて日々の実践を始めました。
これで間違いないと確信を持てるようになったのは、やはり利益が出るようになってからです。
確信が持てるようになるための一番強力なものは「成功体験」です。よく、「損失でも理論通りやれば成功である」という書き方をすることもありますが、これは初心者レベルではあり得ないだろうと思います。私レベルでは、利益が出てこそその運用法への信頼が高まります。
この成功体験の積み上げが、トレーダーの自信へと繋がります。冒頭の「>売買に自信のあるトレーダーは、自分を信頼し自分のすべきことを躊躇なく実行する」ことが出来るようになる訳です。
世の中に運用法は山ほどあります。どのような運用法が合うかは、その人でなければわかりませんでも、成功への道筋は似ています。私が実践するのはサヤすべり取りですが、成功できる運用法は他にも沢山あります。
成功を目指す同志として頑張ってやっていきましょう。