QuickShift eurusd検証 勝ち続けるストラテジーの現実
QuickShift eurusdは、ミラートレーダーで使い続けているストラテジーです。来年以降の安定稼働のためにQuickShift eurusdの年度別収支の検証をしています。
QuickShift eurusd検証 年度別収支
QuickShift eurusdのこれまでの総合成績です。提供開始が2009年5月からです。累計利益が+9148pipsで、日本円換算すると約100万円の利益となります。稼動年数5年以上で、しかも最大ポジション1でこれだけの好成績ストラテジーは今のところ見当たりません。
今のところと敢えてつけているのは、ミラートレーダーのストラテジー検索が最大期間24か月までの比較となっているためです。直近24ヶ月で不調でも5年以上で見れば好成績というストラテジーもありそうなので、その可能性を含んでの表現となっています。
いずれにせよ、トップクラスの成績を出し続けているストラテジーの一つであることは間違いありません。月別収支も確認してみましょう。
緑色がプラスの月・赤色がマイナスの月です。勝率48%の割にはプラスの月が多い気がします。手堅く毎年のように稼いでいるようにも見えるのですが、これを年度別収支にまとめてみると別の顔が見えてきます。
年度 |
損益 |
---|---|
2009年 |
-1,010pips |
2010年 |
3,022pips |
2011年 |
2,469pips |
2012年 |
1,115pips |
2013年 |
1,195pips |
2014年 |
26pips |
2015年 |
2,293pips |
2016年 |
28pips |
年度別ではかなりの変動があります。2000を超える年もあればマイナスの年もあります。2015年は好調の年だったようです。このストラテジーは、自動売買での現実的な稼ぎ方を示してくれているようにも感じます。
- いかなるストラテジーにも好不調の波がある。
- 1年・2年ではマイナスとなることもある。
- 1つのストラテジーに頼ると好不調の波をもろにかぶる。
ちょっとマイナスになるとすぐに止めてしまう方も多いのですが、今期強く続けていくことが自動売買で勝つためには大切です。無論、今は不調でもいずれ銚子を戻してくれるという信頼感を持てるストラテジーを選ぶことが前提です。
QuickShift eurusdも昨年は不調だったのですが、今年は好調になっています。もしも、昨年の段階で止めていれば今年果実を受け取ることはできませんでした。
そして、そういうストラテジーを1つだけでなく数個稼働させることで全体のバランスもとり易くなります。自動売買全体が調子が悪くなるような時もあるのですが、1つのストラテジーに頼る場合よりもその波は穏やかになります。
根気強く使い続けると書くと、とても難しそうに感じるかもしれません。要は放ったらかしが一番良いかもしれないという意味です(笑)。ストレスを感じない範囲の資金で、たまに口座管理画面をみる程度で手間をかけずにやるほうが結果として長続きします。
これからも、この基本方針のもとミラートレーダー運用を続けていきます。