ループイフダン安全運用のための一策

ループイフダン保有ポジションに対してカバードコールを仕掛けています。

 

リスクを下げるために有効な方法ですのでご紹介させていただきます。

 

 

ループイフダン・カバードコール戦略説明

米ドル円は、ここから円高気味に推移する局面がくるかもしれないと思っています。そうなった場合、ループイフダンで保有している米ドル円買いポジションは、そのまま保有してスワップポイントを貯めていく予定でいます。ただ、出来ればもうちょっと利益を増やしておける形にしたいと思い、今回のカバードコールを実行した次第です。

 

カバードコールは、債券や株式を保有していて値下がりしそうなときにFXオプションでコールオプション売りポジションを作ることで、利益を上乗せする方法です。

 

ここでは、便宜上「ループイフダン・カバードコール戦略」と名付けておきます。

 

長期保有前提ポジションなどを活用するときに有効な方法でFXでもその効用は同じです(参考記事:FXにおけるカバードコール戦略)。

 

具体的には、ループイフダンの米ドル円買いポジション2万通貨の対してFXオプションを使って米ドル円コールオプション売りを仕掛けています。

 

今回の米ドル円コールオプション売りは、米ドル円が現在値より1円以内の上昇であれば利益になりますが、更なる米ドル円上昇時には損失を出す可能性があります。

 

ループイフダン口座のFXポジションと一緒にポジション操作することで、全体としては上がっても下がっても損をしない仕組みとしてあります。

 

その中身をこれからご説明させていただきます。

 

ループイフダン・カバードコール手順

 

まずは、手順です。以下の手順で行っています。

 

ループイフダン 売買が止まっている設定を止め、決済指値削除

ループイフダン カバードコール

 

ループイフダン口座で稼働させてあった自動売買プログラムのうち、ポジション数が最大となったままで米ドル円現在値のままでは、利益確定も新規ポジションもないものを止めました。同時に決済指値注文も削除しています。

 

画像薄赤色部分が今回自動売買を停止して指値注文を取り消した米ドル円買いポジションです。

 

ポジション数は1.9万通貨あります。この作業によって、今ループイフダンで動かしている設定は1本だけになります。

 

この約1.9万通貨の買いポジションが収支トントンとなる水準は113円前後です。

 

次に、これに合わせる形でFXオプションポジションを作ります。

 

コールオプション売り設定

 

ループイフダン カバードコール 2

 

作ったFXオプションポジションは、米ドル円コールオプション売り2万通貨です。FXオプションの売買単位は1万通貨単位なので、1.9万通=約2万通貨という形で設定しています。

 

FXオプションの中身を具体的に抜き出すと以下のようになります。

 

  • 米ドル円コールオプション売り
  • 権利行使価格 112円
  • プレミアム 0.962
  • 権利行使期日 2019年8月21日

 

米ドル円が、8月21日に権利行使価格112円以下であれば0.962×=2万通貨=19,240円が受け取れます。

 

仮に112円以上であっても、プレミアム未満の上昇で済めば利益です。具体的には、0.962=96.2銭未満であれば利益となります。

 

112+0.962=112.962円ということで約113円となり、ループイフダン保有の米ドル円買いポジションの収支トントンの水準と合わせています。

 

このループイフダン・カバードコール戦略の具体的な採算は以下のようになります。

 

米ドル円現在値は、111.4円です。

 

今後の展開は、大きく4つあります。

 

  1. 8月21日の権利行使期日に米ドル円値113円以上に上昇した場合、FX利益確定+FXオプション損きり=全体の利益確保
  2. 8月21日の権利行使期日に米ドル円値113円以下の場合:FXポジションはそのままFXオプションは満額利益(約1.92万円)
  3. 途中で大きめの円高があれば、FXオプション決済で利益確定
  4. 途中で大き目の円安があれば、FX利益確定+FXオプション損きり=全体の利益確保

 

焦ったりせずに、じっくりと時を待てば、この4つのどれかになります。いずれにしても、FX+FXオプションで利益になる形に持っていけます。

 

一番良いのは、米ドル円が現在くらいの水準で推移することです。そうすると、FX買いポジションのスワップポイント累積+FXオプションの利益という形になり、純粋に利益を増やすうれしい流れになります。

 

ループイフダン・カバードコール戦略は、細かいポジション操作は不要です、ゆっく時間をかけていけば利益が自然に増加していくので、それを楽しみにやっていきます。

 

 

カバードコールは、サクソバンク証券のFXオプションを使っています。

 

現実の売買記録

2019年4月10日 FXオプション状況

 

ループイフダン・カバードコール

 

ループイフダン・カバードコール戦略として作ったコールオプション売りポジション状況です。現在プレミアム値0.733で4,580円の含み益です。

 

画像を撮った時点の米ドル円値は111.10円です。

 

プレミアム0.962で売っているので0.733に下がっていることで利益になっています。

 

先程の説明画面でも紹介しましたが、このポジションは3月21日に米ドル円111.40円のときに作っています。

 

この含み益は、「米ドル円が下落した+20日間経過」の2つの要因によるものです。

 

米ドル円相場が権利行使価格112円以下で推移していくようであれば、日数経過とともに利益が増加していくポジションです。

 

逆に米ドル円が上昇するようであれば、このポジションは含み損になる可能性もあります。その場合は、ループイフダン口座で補油している米ドル円買いポジションに利益が乗る予定なので、合算で考えていきます。

 

2019年4月19日ポジション決済 売買結果とまとめ

 

ループイフダン・カバードコール決済 2019年4月19日

 

本日FXオプションポジションを決済しています。利益は180円と微益撤退となっています。

 

決済した理由は「米ドル円に先高観がでてきたため」です。

 

上げ止まったとみられていた米金利に再び上昇の兆しがでてきます。

 

そうなると米ドル円も一段高する可能性が高いため、上げ相場では損失になる「コールオプション売り」を決済したという判断です。

 

利益は少なかったものの、FXオプションならではの売買成績になりました。

 

このコールオプション売りを仕掛けたのは、米ドル円111.4円のときでした(参考記事:ループイフダン・カバードコール手順)。

 

米ドル円が下落すると想定して仕掛けたFXオプションポジションです。

 

決済時点の米ドル円値は111.97円です。売値から50銭以上も上昇しています。FXポジションで「米ドル円2万通貨売り」としていれば1万円くらいの損きりとなったところです。

 

それが、180円とはいえ利益決済にできました。保有期間は1ヶ月ちょっとです。利益にできた一番の要因は「時間的価値減少が大きかったこと」です。コールオプション売りは、日数経過とともに値が下がりやすく利益が出やすいという特徴があります。

 

このお蔭で損きりを逃れました。

 

今後も状況をみながら、FXオプションを活用していくつもりです。

 

利用口座

 

 

2019/04/19


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