DMMFXとくりっく365 サヤすべり取りのメイン口座変更報告
DMMFXとくりっく365を今後のメインとする理由
スワップポイント条件の悪化というのは、具体的には「スワップポイント売り買い差の拡大」です。これまで、GMO外貨口座は豪ドル円「買いスワップポイント」と「売りスワップポイント」の差が1円だったのですが、先月くらいより5円に拡大したままになっています。
え?
たったそれだけの理由、と思ってしまう方もいるかもしれません。
でも、私にとっては重要なんです。
現在の私の運用スタイルでは、「売り」と「買い」の両建てをよく使います。数ヶ月両建てにしたままというパターンも珍しくはありません。
両建てにした時にスワップポイント差があると、その差が日々のコスト負担になります。仮に、スワップポイント差が10円あって60万通貨の両建てをしていれば毎日10×60=600円のコスト負担が生じます。一日一日の負担金額は大したことはないのですが、積もっていくと精神的な苦痛になるときもあります。
運用上、こういう余計な精神的な苦痛は排除できるならそうするべきです。
スワップポイント差がゼロ円またはそれに近い状態の口座であれば、この精神的な苦痛を感じることは無くなる訳です。
こういう理由で、これまでスワップポイント差1円だったGMO外貨口座をメインにしていたのです。
今後は、「DMMFX」と「くりっく365」の両口座をメインとしてやっていきます。この2口座は、両方とも「スワップポイント売買差 ゼロ円」の口座です。
DMMFX 本日のスワップポイント
6月12日のDMMFXスワップポイントです。小さい数字ながら右側の買いと売りのスワップポイントが同値であることが確認できると思います。
この2口座は、これまでも「スワップポイント売買差 ゼロ円」口座でした。それぞれ、これまで使わなかった理由はそれなりにあります。
- DMMFX:豪ドル円買いポジションでのスワップポイント水準が基本的に低水準である。
- くりっく365:スプレッド広目であること。
スワップポイントサヤ取りをされている方にはお馴染みですが、DMMFXはマイナススワップポイント負担の小さい口座の常連です。裏を返せば、プラススワップポイント受取が少ないということでもあります。
くりっく365の豪ドル円スプレッドは、3〜4銭程度と店頭FX口座に比べるとあ相当広目です。この辺の問題をバランスよく解決してくれていたのが、数年前のGMO外貨口座という感じでした。
完璧な口座ってあなかなかないんですよね。
どの口座でも、それなりに不満とする部分はあります。
口座変更を決めた背景には、最近の私の運用傾向という要素もあります。
ここ数年、私の豪ドル円ポジション操作は「両建てからの変化」が多くなっているのです。
両建て運用をスムーズにやっていくためには、「スワップポインント売買差」が大きいと「下げ相場」と判断しても仕掛ける売りポジション数量を手加減してしまうような弊害も出やすくなります。
そうならないように、「スワップポイント売買差」を気にせずに、買いポジション・売りポジションを同じ感覚で注文を出していける口座を使う必要があります。
どちらをメインにしていくかは、状況に応じて使い分けていきます。現状、くりっく365も豪ドル円スワップポイントはそれほど高くはないので、当面DMMFXメインでも良いかなと思っています。
店頭FX口座で、「スワップポイント売買差 ゼロ円」またはゼロ円に近い口座はDMMFXだけとなっているので、今後も継続してもらうために応援していきたいという気持ちもあります。
今後のポジション作成から新口座での売買を開始します。