FX再勝負の狼煙 第20話

FX再勝負の狼煙 第20話

2008年の暴落で多くを学んだキヨプー。その教訓を元に新たな気持ちで運用を開始する。

[PR]システム力で選ぶならGMOクリック証券

再勝負

2008年の大暴落で反省したキヨプー。

3つの教訓を心に刻み最勝負に出た。公開口座の結果は現在までのところこんな感じで推移しています。

*2009年 年間利益  1025万円

豪ドル50〜60円台で作ったポジションを70円台で決済。腰を据えた売買により利幅も大きく取れる。

*2010年 年間利益   133万円

「大儲けの後の大損」のパターンに嵌らないように慎重な運用をする。公開口座の利益133万円。損は防げたことが一番大きいので利益が少なかったのは我慢と考えています。

*2011年 3月時点利益 152万円

3月時点では、比較的順調な売買が出来ています。このペースで売買を続けていく予定です。

今年の利益がいくらになるかという予測は出来ません。基本的に「目標利益」はおかないようにしています。

なんで? 目標あったほうがいいんじゃないの?

こう思う方も多いかもしれません。

でも、それは良し悪しなのです。運用技術がある程度のレベルになればそういう目標利益も良いかもしれません。でも、私のようにまだまだ未熟な者には重荷になってきます。

これは、空手を始めたばかりの少年がいきなり県大会で優勝しょうとするようなものです。

重要なのは「運用技術の上達」です。FXは運用技術が上達すれば利益は自然についてくるものです。目標を持つことよりも大切なのは、日々の1分の作業をきっちりとこなしていくことなのです。

キヨプーは、今のところ順調に運用が続いております。そして、調子が良くなると・・いつもの傲慢さも・・・・でてくるはずなので注意しながらやっています。

損切りライン厳守

ブログ・メルマガでの公開口座スター為替証券の今年の運用では「損切りの厳守」を特に注意しています。

スター為替証券

2011年の円相場は、日本の凋落がはっきりとして急激な円安になる可能性が始まる年になる可能性がある反面、不安定な政界情勢のためにリスク回避通貨として急激な円高が進行する可能性もかなりあります。

「豪ドル60円台はもうないだろう・・・」

こう決めつける訳にもいかないところがあります。豪ドル自身もかなり高く買い上げられているために、資源高が一服すれば豪ドルが売りの中心となるかもしれません。

豪ドルくらいの通貨が売りの標的となれば、暴落の仕方は尋常ではありません。実際の暴落が起きれば、大きすぎるポジションは損切りをきっちりと実行して減らしていくつもりです。

2011年の運用ではまだ「損切り」はありません。

ただ、いずれ損切りを多用する局面もあるだろうと思っています。その局面がきたらきっちりとルールを守り、2008年のような無様な姿はお見せしないようにするつもりです。

これからも損切りはしないでいく・・・とはいいません。

当面の方針はこの日のブログ記事にも書きました。

くりっく365 売買方針

充分に証拠金を積んである放置口座は2008年同様に損切りはしないでいくつもりですが、ポジション操作をしていくスター為替証券口座は、損切りをしっかりとしていく事に気をつけてまいります。

FX初心者向け物語 目次に戻る