オートFX 分割売買ができる自動売買の活用法と注意点

自動売買失敗 エコトレFX奮戦の記録

自動売買オートFXの特徴の一つに分割売買があります。高度な売買ができるのはメリットの一つでもあります。この利用法を紹介します。分割売買は、ポジションを何回かに分けて作る売買テクニックのことです。例えば、100万米ドルを買う場合にはこう置き換えられます。

  • 100万米ドルを1回で買う ⇒ 単発売買
  • 100万米ドルを10回に分けて10万米ドルずつ買う ⇒ 分割売買

現状、エコトレFXではほとんどの売買プログラムが単発売買です(試した売買プログラムは全部単発だったのですが、全部試してはいないので「ほとんど」としてあります)。これに対してオートFXは、単発売買のものと分割売買のものが入り混じっています。

ここでは、その見分け方とリスク管理上の注意点などをご紹介いたします。

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オートFXの分割売買の仕組み

分割売買をする売買プログラム(オートFXではストラテジーと呼びますがここでは売買プログラムで統一します)かどうかは売買プログラムの検索画面で簡単に判別できます。以下の画面をご覧下さい。

上の列で「最大ポジション」という項目があります。この数字が分割売買をする回数を意味しています。つまり「4」となっているのは最大4分割するということです。この売買プログラムを稼動させるときは、売買数量を10K=1万通貨として入力した場合、最大で1万通貨×4=4万通貨のポジションができる可能性があることになります。

エコトレFXでは、1万通貨と入力すると、それは同時に最大ポジションで1万通貨という意味でもありました。ここを理解しないで、オートFXでも同じ感覚で行うと、「知らない内に予想していたより沢山のポジションが立ってしまった」という事態が起こってしまうかもしれません。

私は実際に上から4つ目の「MATTrend」を稼動させています。右の最大ポジションは「3」となっています。

稼動させてから2日目の口座管理画面が以下です。

既に3つのポジションができているのが確認出来ますでしょうか?

前日までポジションはゼロでした。たった一日で最大ポジションまで増えています。ちなみに、この分割方法は「利乗せ型」と呼ばれるものです。最初のポジションに利益が乗ってきたら更に大きな利益を目指してポジションを増やしていく方法を、昔から「利乗せ」と呼びます。

この「利乗せ」を上手にやるのはとても難しいのですが、初心者でもうまくできてしまうのは自動売買ならではのメリットという気がします。

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オートFXの分割売買 リスク管理上の注意点

運用資金にどれだけのレバレッジをかけていくかは自動売買成功のための重要ポイントです。このレバレッジを設定する際は、オートFXでは「最大ポジション」を基準に考えていかねばなりません。100万円で1万通貨で設定しても最大ポジションが「4」であれば、4万通貨として考えていくという意味です。

私は、平成23年7月段階では、オートFX最大レバレッジは10倍前後でやっています。動かしている売買プログラムは二つです。

  • 最大ポジション「4」の売買プログラム
  • 最大ポジション「3」の売買プログラム

最大で7万通貨のポジションを保有する可能性がある状況です。暫くはこの2つを動かしながらオートFXに慣れていく予定にしています。

運用資金が10〜30万円くらいの場合は、最大ポジション「1」又は「2」のものを中心に選んでいくと良いと思われます。

高度な分割売買もできるというのは、オ−トFXの大きなメリットですね。