欧米投資家と日本の投資家の共通点
FX投資3つめのアドバイス、今回が最後です。
FXとは・・勝者1%の基礎での大きなテーマが、「投資で勝つためには人間の感情の基本部分を理解が必要」という事です。今回の連載の元となった行動経済学は日本人が作った理論ではありません。これは、日本人投資家に関する一つの定説が間違っているという事でもあります。
「日本人は世界の中でも投資がヘタ」
昔からよく言われてきた事です。でも、今回の理論は欧米投資家を実験対象にして書かれています。要するに、こういう事だったのです。
「欧米投資家も運用はへた。投資がヘタなのは世界中の人々の共通事項」
「日本人だけが特に投資に向かないとは言えない」
欧米投資家も含め、世界中の投資家のほとんどが損ばかりしているのが当たり前だったのです。だからこそ、「どうやったら一般投資家が儲けられるようにな るのか」という事をいろんな角度から考察してきている訳です。
「FX投資は、人間の心理を理解せずには勝てない」
言い換えれば、人間の心理を理解して克服していけば勝ち続け投資家に近づく、という事です。
感情のコントロール 投資で勝つ
投資家の自然な状態は「投資には向かない」という事がわかりました。皆さんが、これを克服していくためには、この仕組みをしっかりと理解しておくのがその一歩です。
復習してみますか?
- 誰もが最初は、利益が小さく損は大きいなるのはなぜですか?
- 投資家が大損し易いのはなぜだったでしょう?
- 投資家が同じ失敗を繰り返すのはなぜですか?
答えられますか?
全部、やってきたことばかりですよね。
「ああ、それこの間書いていたよね。でも、なんだっけ? 」
なんて状況ではお話になりませんよ。この連載の前半を最初から読み直して下さい。
「なぜそうなるのか?」
これが、一番大事です。この仕組みを理解しておいて欲しいのです。FXに限らず投資は、感情を理解しなければ絶対に勝てません。
- 本来の人間はどういう投資行動をしてしまうのか。
- 損に対して人間はどういう気持ちを持っているのか。
- 大損すると人間はどう神経がおかしくなるのか。
これらの感情を理解していかなければ、最悪破滅の道を辿ることになります。・・・ まあ、でもこのサイトをしっかりと読み込み、メルマガも読んで頂いている方は大丈夫です。
くどいくらいにやってきていますからね。
次回、最終回です。
FXとは・・勝者1%の基礎 目次
FXとは・・勝者1%の基礎 目次
- FXとは勝者1%の基礎
- プロスペクト理論と利大損小の関係
- FXの真実 勝者は1%
- 投資家心理は不公平
- FX破産のメカニズム
- FX 勝つ最初の準備
- FX 損切りが出来るようになる手順
- スワップ投資 損切り放置口座の扱い
- FX 勝つための2条件
- 損失回避本能のまとめ
- FX 予想は失敗の元凶
- アンカリング効果予想しても勝てない原因
- FX 売買自由への道
- 磨くべきは変動感覚
- 変動感覚は春夏秋冬の如し
- 相場は予想するものではない
- 投資家の心理テストから見える意外な成功のヒント
- 投資家は自分の心の中を知らない
- 投資家が同じ失敗を繰り返すのはなぜか
- FXの判断が歪む理由
- 相場師と投資家の違い
- 相場師も反省しない
- FX投資 FX情報を捨ねば勝てないのはなぜか
- FX投資 本当の自己責任
- FX投資 運用力
- 言葉 投資家
- 損ばかりのFX投資
- FX投資で勝つ
- 欧米投資家
- FX投資成功の出発点