レバレッジ リスクと危険
FX投資が最初に失敗する原因は、運用がうまいヘタではありません。レバレッジ管理がまずくて失敗するケースがほとんどです。具体的には最初から高いレバレッジで売買をして損を膨らませてしまいます。これにはリスクと危険という言葉の響きの問題もあるのではないかという気がしています。
レバレッジ300倍が可能な口座で、いきなりレバレッジ100倍以上で勝負をしてしまう。これは、大損するか大儲けするかの賭けのはずなのですが、本来堅い勝負を好む人まではこれで勝負に出てしまうのがFXの怖いところです
レバレッジ リスクと危険<
リスクと危険・・・どっちが危なく聞こえますか?
多分、危険の方が重く聞こえますよね。「危険」と書くと凄く危ない感じがするのに、リスクと書くと危険より軽い気がしますよね。・・・ 不思議ですね。
高レバレッジとは、FXで100倍や200倍のレバレッジで取引している状況を言います。
外来語で書くと意味が薄まる
「リスク」と「危険」・・意味は、勿論全く同じです。
リスクと危険だけではないのですが、カタカナや英語を使ったりすると日本語本来の意味が薄まって取られる事があります。FXで使われるレバレッジのリスクも本来の危険とはかなり柔らかい意味で捉えている方も多いような気がしています。レバレッジの意味を軽く考えていると、こういう現象が現実に起きます。
「外貨預金でさえ危ないと思って出来なかった方が、いきなりFXを始めてしまう。しかも、レバレッジ10倍や20倍で取引を行いあっという間に資金を失う。」
レバレッジ1倍でも外貨預金並みのリスクがあります。その数十倍のリスクがあるのですから、このタイプの投資の仕方がいずれ大きな過ちを犯し易いだろうといのは、容易に想像出来ます。リスクと危険の理解はきっちりとしていきましょう。
レバレッジ管理をしっかりやるだけで破滅は防ぎやすくなります。
レバレッジ リスクと危険 まとめ
「レバレッジのリスクを取りすぎるのが投資の失敗の主な原因」
日本人は、リスクと言われると軽く考え、危険と言われると重く考える傾向がります。FX取引上は、全く同じ意味ですので、軽く考えすぎない事が大切ですね。