FX積立 2017年10月状況
毎月やっている2017年10月分FX積立を本日実施しております。今月はレバレッジゼロの月にしています。レバレッジゼロの月は、入金のみで新規ポジションを作らない月のことです。その理由などについて記事にまとめさせていただきます。
動かぬ相場と根競べ
現在保有ポジションのポジション作成がわかるグラフです。今月のレバレッジゼロは、前月前々月と合わせて3か月連続となります。
これには理由が2つあります。
- 買い平均値を下げる効果が期待できない。
- 下がりそうな感じがあるのでじっくりと下値を待ちたい。
まずは、2017年10月現在のポジション状況をご覧ください。
2017年10月時点の純ドルコスト平均法積立状況
ポジション |
買い平均値; |
積立総額; |
利益+スワップ |
運用資金合計 |
含損益考慮 |
108662豪ドル |
87.3984円 |
5,315,000円 |
557,257円 |
5,872,257円 |
5,964,459円 |
現在買い平均値が87.3984円ということで2017年10月2日時点の88円台だと、この水準で買いポジションを作れば買い平均値を下げる効果はありません。
そして、ここの水準が天井近い水準でもあるため、本格的下げに転じるようであれば大きく買うための待機資金としておきたいという狙いもあります。
ここが天井かどうかはとても微妙なところなんですけどね。
数か月前より、天井臭いとは感じているのですが、下がりそうで下がりません。
もしかして上がるかもと感じる時もあるのですが、上がりそうで上がりません。
上がりそうで上がらず、下がりそうで下がらない、豪ドル円はそんな状況が3ヶ月くらい続いています。
でも、こういう相場をじっくりと待てるのがFX積立の良いところでもあります。
私がFX積立口座のことを考えるのは基本的に1ヶ月に1日だけです。現状FX積立で10万通貨以上の買いポジションは保有しているので無理に買いポジションを増やさずにどっかりと腰を構えて次の動きを待つことが出来るからです。
通常の裁量トレードでは、こんなに気長に待つことはまずできません。日々FXのことを考えていると資金を遊ばせておくのは勿体ない気持ちになるものです。
しびれを切らして何かのアクションを起こしてしまうことも多いです。我慢できなくなって売買する時というのは結果も良くないことも多く、それが原因でドツボにはまることだってあります。
こんな具合で、動かぬ相場と戦うのは、通常の裁量トレードではなかなかできないものでもあります。
FX積立だったら、動かぬ相場ととことん根競べが出来ます。
FX積立口座は、ここ3ヶ月ポジションゼロでやっていたため総ポジションのレバレッジは1.6倍前後まで下がっています。
ここから下げ相場が到来するようであれば、少々大き目の勝負もできる水準です。
もしも、上げていくようであれば既存ポジションを利益確定期の可能性がでてきます。70円台で買ったポジションは90円台で利益確定ルールに該当するからです。
上がってもよし、下がってもよし、それがFX積立口座の状況です。
先の流れを読む必要はありません。下がれば大きく買い、上がれば利益確定をしていくという単純な流れです。これでも、ドルコスト平均法効果のお蔭で買い平均値を下げていけます。ストレスもなくできるところが、FX積立の魅力でもあります。
1通貨売買ができるSBIFXトレードのお蔭でこの運用法ができます。この制度を維持できるよう、いつまでも頑張って下さい。