FX積立派成功のコツ 「バネを折ってはいけない」

FX積立は、数あるFX運用法の中でも破たんリスクの少ないほうに入ります。ただ、これもやり方次第で違ってきます。大きく儲けようとするがあまりに、毎月の積立によるポジションを大き目のとるといずれ資金的にも心理的にも苦しい想いをすることになります。そうならないための考え方の基礎となる部分について書かせて頂きます。

FX積立派成功のコツ 「バネを折ってはいけない」

FX積立 成功

 

2017年1月30日現在のFX積立口座状況です。これまでの積立金+利益金の合計が4,518,692円あり、含み益が229,708円出ています。

 

証拠金維持率が1361%あります。強制ロスカットまでの余力に換算すると約43円の下落に耐えられる余裕があることになります。

 

現在豪ドル円86円台ですので43円くらいまで持ちこたえられるレベルです。

 

この余力をみると「余裕もたせすぎ」と感じる方も多いようです。実際のところ、私の運用を参考にご自身でされる場合には、レバレッジを高目に設定されているケースがよくあるからです。

 

これだけの余力を持たせているのは、相応の理由があります。

 

相場のカネと凧のいとは出し切るな〜相場格言

 

凧あげをしたことが無い方も増えているので、この格言がピンとこない方もいるかもしれません。凧は糸を伸ばせば伸ばすほど高く上がります。でも、何もしないと墜落してしまうので糸を引っ張ったり・伸ばしたり・縮めたりしながら調整する必要があります。

 

つまり、凧を上手に飛ばすためには「糸の余裕」が必要になります。

 

仮に、凧の糸を出し切ってしまうと、操作がうまくできずに間もなく墜落してしまうことになります。

 

「バネを折るな」という相場格言もありますが、これは凧の糸を鉄のバネに置き換えたものです。

 

FX積立もこれと似たようなところがあります。

 

例えば、昨年の豪ドル円の大きな下げです。2年前から昨年まで豪ドル円は100円台から70円台まで下げ続けました。もしも、豪ドル円100円前半から90円後半の時期に高目のレバレッジで豪ドル円を書き続けたらどうなったでしょう。

 

  • 含み損が膨らみすぎてFX積立を一旦停止せざるをえない。
  • 豪ドル円80円台・70円台でレバレッジを上げて勝負することができない。

 

おそらくこのどちらかの現象が起きていただろうと推測されます。強制ロスカットまでいった方は少ないと思います。私のルールが相当の余裕を持たせているので、少々レベレッジを上げてもある程度の下げ相場には対応できるはずだからです。

 

でも、下げ相場できっちり変える余力を維持できていなければ、折角到来した下げ相場での買い平均値を下げるチャンスを活かすことができません。

 

やってみるとわかるのですが、下げ相場で買い続けるのは相当の余力が必要となります。

 

「あと30円・40円下落しても大丈夫」という安心感があるからこそ、下げ相場でレバレッジを上げて勝負ができます。そして、そういう局面でしっかりと勝負出来れば相場転換後の含み益増加としてのご褒美が貰えます。

 

とはいえ、いつも理想通りの売買ができるものでもありません。のんびりやって利益を伸ばしていくFX積立でも、ある程度の慣れが必要です。FX積立は、今月ちょっと失敗しても翌月以降の対応で取り戻すこともできます。

 

のんびりと気楽にやっていきましょう。FX積立は1通貨売買もできるSBIFXトレードがおすすめです。

 

SBIFXトレードを使ったドルコスト平均法運用状況

2017/01/30


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