2016年5月 純ドルコスト平均法積立状況
2016年5月のドルコスト平均法によるFX積立を本日行っています。
全体の円高地合に引っ張られ豪ドル円も81円まで下げてきているため5月はレバレッジ3倍での買いとしています。
約定値は良い方にスベってくれ、5月最初の売買としては縁起が良いスタートとなりました。
5月作成買いポジションは3708豪ドル、約定値80.9856円でした。
現在の状況と今後の予定などについてまとめました。
2016年5月 純ドルコスト平均法積立状況
ここまでの運用資産推移グラフです。
オレンジ色の線が純粋な積立額の線で、サーモン色の線が決済利益とスワップポイント累計の線です。含み損益を考慮した線が青色となっています。ここのところの豪ドル円下落により青色線がオレンジ色の線を下回りがちですが、全体のバランスとしてはそれほど崩れてはいません。
純ドルコスト平均法は、下げ相場期にもコツコツと積立を続けているため自然に買い平均値が下がり、下げ相場にも耐えられるポジションへと進化していっているという感じです。
参考までに、以下が個別の数値です。
現在の合計ポジション
ポジション |
買い平均値; |
積立総額; |
利益+スワップ |
運用資金合計 |
含損益考慮 |
77,727豪ドル |
90.0055円 |
3,615,000円 |
356,313円 |
3,971,313円 |
3,274,064円 |
- 2016年5月2日現在(豪ドル円値81.008円)で計算
- 開始時期:2012年10月末
- 積立総額はこれまでの毎月の純粋な入金額合計です。
- 利益+スワップは、これまでの確定利益+未決済ポジションでのスワップポイント合計額です。
- 運用資金合計は積立総額+確定利益+スワップの合計数字です。
含み損益を考慮しない運用資金合計が397万円と400万円まであと一歩となっています。買い平均値は大分下がってきているのですが、90円割れまであと一歩というところです。ただ、スワップポイントも徐々に貯まってきているので豪ドル円が86円台くらいまで戻ると収支トントンになるような感じになってきています。
FX積立も3年以上続けてきているので、1回1回での買い平均値を下げる効果は数十銭程度とそれほど大きくはありません。それでも、毎月続けていくことで買い平均値は確実に下がっていきます。
全体のレバレッジは低く抑えたままにしてあります。豪ドル円が50円割れしても強制ロスカットにはならないため大きく下落するようなことがあっても心理的負担はなく、「来月も安値で仕込めそうだ」という気持ちにもなれます。
円高時期のFX積立は、買い平均値を下げる好機です。今後も円高相場が続くようであれば、このチャンスを活かしてしっかりと買い平均値を下げていきます。
日本経済の未来性という点からみても、円が大きく買われる時期はそう長くは続かないとみています。でも、大きな勝負は禁物です。大きな勝負をしかけて、急激な円高で焦って損きりとなってしまうことがあるからです。
FX積立はその点で優位性があります。積立は月1回と決めているため、月半ばでポジションを作りたくてウズウズしてもルールを守る限り勝負はできません。勝負をしなければ、窮地に陥るようなこともありません。
売買ルールをしっかりと守り、いずれくるであろう上昇期をゆったりと待ち続ける。来月も円高継続であれば攻めていきます。