FX 税金の基礎その1
FX税金について法改正がありました。2011年までと2012年以降では、FXの税金の仕組みが全く違ってきます。
2012年以降のFX税金対策は下記ページを中心に作成中です。
これ以降、当ページでは2011年までのFX税金概要を中心に紹介しています。
FXで利益を出せるようになってくると税金の問題は避けては通れなくなります。ここでは、FX税金の基礎知識を把握いただけるように記事を作ってまいります。それと合わせてFX税金の最新情報と対策を提供していくつもりでおります。
FXの税金は同じFX会社でも税金のかかり方が違っていたりと、ちょっとややこしい部分があります。FX税金は、職業によっても差がでてきます。
- 専業主婦のFX税金
- サラリーマンのFX税金
- 自営業・専業トレーダーのFX税金<,/li>
ご自身のFX税金がどうなるかについては、職業を意識された上で取り組まれることが大切です。
参考までに、2011年までのFX税金がどうなっていたのかも紹介させて頂きます。
2011年までは、FXの税金が大きく二つに分かれていました。同じ利益を出しても使っているFX業者によって税金が倍くらい違ってくるケースもあったのです。特にきつかったのが総合課税の対象となっていた店頭FX口座でした。それが、2012年からは一律分離課税20%となり、税金の不公平感がなくなっています。
去年までの総合課税対象のFX税金の税率表はこうなっていました。
2011年までのFX税金
2011年まで店頭FX口座は総合課税でした。税率はこうなっていました。
所得税・住民税合算速算表
課税所得金額 | 所得税・住民税合算 | |
---|---|---|
超 | 以下 | 税額速算式(%) |
ー万円 | 195万円 | 15% |
195万円 | 330万円 | 20%−97,500円 |
330万円 | 695万円 | 30%−427,500円 |
695万円 | 900万円 | 33%−636,000円 |
900万円 | 1,800万円 | 43%ー1,536,000円 |
1,800万円 | 超 | 50%ー2,796,000円 |
*課税所得金額
- いわゆる給料の総支給額とは違います。
- 総所得(税込給与)−各種控除(所得控除・給与所得控除) = 課税所得金額
- 所得控除:社会保険料・生命保険料控除など
この総合所得課税は2011年で終了しています。
2012年からは、一律分離課税となっております。
詳細については、下記連載をお読みくださいませ。