松沢与七に学ぶFX 相場はヘタになるがよし
松沢与七は、米相場で楼上将軍と呼ばれた相場師です。彼の相場運用は、売買方針を決めるとそう簡単に変更しないことで有名でした。一度買いと決めれば、「思惑三年」として買い方に陣取って攻めていくというスタイルで大勝利を収めていた人物です。
「売りか、買いか、一方にこり固まることも必要である。雷火主義はおれの本領ではない」
彼の言葉の中に、その考え方がよくでています。この言葉のなかで雷火主義とは短期で売買を繰り返すやり方をいいます。現在でいうところのデイトレです。いつの時代もデイトレ系の売買は派手でかっこいいため人気があります。
彼の運用スタイルは、その流れには乗らずどっしりと構えて大きく利益を狙うものでした。この松沢与七の投資信念は、現在のスワップ投資にも通じる部分がありますね。
豪ドル そろそろかな。
現在の豪ドルグラフです。新しいページに入ったため、短期間の表示となっています。前回までの状況はこんな感じでした。参考:豪ドルグラフ 10月7日状況
今のところ、大きな流れに変化は感じられません。松沢与七を一つの理想形としてじっくりまいりたいと思います。本日10万豪ドル買っています。
松沢与七の言葉でもう一つ紹介しておきたいものがあります。
私も運用技術を磨いていって、いつかこう思えるようになりたいものだと思いました。いつものことではありますが、亀千人投資術の基本を守り、日々の場帖・グラフ記入を今週も続けてまいります。