豪ドル円見通し 2018年5月
豪ドル円の流れをみるために使っているのが豪ドル円手書きグラフです。私の実践するサヤすべり取りの売買道具の一つでもあります。現在の状況をご紹介させて頂きます。
豪ドル円混沌としたまま1か月半経過
1ヶ月ほど前にカクンと落ちた後、81〜83円の狭い範囲内で上げたり下げたりを続けています。
こういう膠着状態は、いつもの豪ドル円の変動パターンです。この動きが1〜2ヶ月続いてから、大きな動きに移っていきます。
さて、どっちに動き出すかですね。
日々の値動きをみながらポジション操作もしていくのですが、現在は売りポジションが多目になってきています。
こういう時は、意識して流動的に相場を見るようにしています。
今の局面で「上げ」「下げ」にこだわり過ぎると、大きな流れを素直に見れなくなるからです。
売りポジション多目なので、気持ち的には「一段安有りうる」という方に傾いてきています。
それでも、毎日記入している場帳・グラフで「上げ転換」と感じれば、ポジションをその方向に一気に傾けていきます。
豪ドル円の値動き自体は、波も緩やかでのんびりしています。でも、私達にとっては次の方向性に気持ちを尖らせている状況です。大きな流れが出てくるまでは、少し緊張した日々が続きそうです。
話は変わりますが、最近畑で野菜作りを楽しんでいます。
1ヶ月ほど前から6歳の息子と共に、育てているスイスチャードが収穫間近になり、オクラ・トマト・エダマメ・ニンジン・バジル・ネギ・ニラなどを並行して育てています。
野菜作りって、面白いですね。
そして、勉強になりますね。
育つのが待ち遠しいです。天候もそうですが、育て方で出来栄えが全く違ってきてしまいます。
当たり前のことですが、畑に種をまいてもすぐに野菜に変身することはありません。
息子が、種をまいた翌日に「パパ、まだできていないよ」なんて真面目な顔をしていうんです。私が「そう簡単には出来ないよ。芽が出るのにも1週間くらいかかる」と言うと、息子は「えええ?」と本当に驚いていました。
私のサヤすべり取り運用は、野菜作りによく似ています。
ポジションを作って、その日のうちに利益となることはほとんどありません。
大体、数ヶ月くらいおいて十分に利益が伸びてから利益確定というのが、基本パターンだからです。
この利益を伸ばす感覚は、野菜を作って少しづつ育てていく過程とよく似ています。
どちらも、「我慢」がとっても大切なんですよね。
待ちきれずに、野菜を早めに収穫することもあるんです。でも、早過ぎるとおいしくない。
昨日食べたスイスチャードの葉もそうでした。待ちきれなくて早目に収穫したのですが、味も大きさも今一つでした。あと一週間まてば、かなり違っていたと後悔した次第です。
FX運用も、利益確定が速すぎると利益が少なすぎて後悔することになるのと同じです。
こういう共通部分があるからかもしれませんが、野菜作りを本格化してからFX運用も落ち着いて出来るようになってきている気がします。
日々1分の場帳・グラフ記入を続け、今のポジションを利益とできるようコツコツやっていきます。