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意外に知られていないナンピン(難平)の定石

ナンピン売買は、正しく使えばとても有効なやり方です。しかしながら、現在のFX運用法ではナンピンはかなり誤解されてしまっているようです。まあ、私がこの辺でできることは、ナンピン売買中心の私が利益を出して正当性を地道に証明し続けることかなと思っています。

 

ちなみに、私のサヤすべり取りCFDサヤ取りもナンピン売買でやっています。

 

今回の記事は、「ナンピン売買で予定数量買えないのに相場が上がり始めたときの対処法」についてです。同じような質問を定期的にいただくので記事にまとめておくことにした次第です。

予定量買う前に上がったらどうするのか?

「ナンピン売買で予定数量買えないのに相場が上がり始めたとき」というのは、以下のようなときのことです。

 

  • 下げ相場がある程度進行して買い仕掛けチャンス到来となっている。
  • 今回は、3分割ナンピンで3回に分けて買う予定でいる。
  • 2回までは予定通りに買えた。
  • しかし、3回目の買いを入れる前に相場は上昇し始めてしまった。

ナンピン売買 対処法

この場合、「3回目の買いをいつ入れればよいのか?」と悩んでしまう方が結構います。

 

実を言えば、ここは私も昔悩んだところなのです。

 

だって、3分割買うつもりで資金を入れてあるので、買わないと損をしてしまう気がします、或いは「儲けそこなったら、どうしよう」という気持ちもあるかもしれません。

 

この答えは簡単です。

 

3本目の買いを入れられないときは、3本目は買わなければ良い。

 

ナンピン売買は、難平と書きます。言葉の意味は「難局を平らにして安全にしていく」ということです。

 

つまり、イタズラにリスクを取らないのがナンピン売買の基本原則なのです。

 

だから、この場合も「3回目の買い入れない。このまま上昇するのであれば、2回分の買いポジションだけで利益を取る」というのが原則に忠実な対処法ということになります。

 

これで良い理由は、相場が突然暗転したときのことを想定すれば納得いくはずです。

 

2本目の買いを入れた後、順調に上昇するかに見えた相場が崩れだしてしまうこともあります。そういう時には、「3本目を入れるか」「2本分のポジションを損きりするか」の決断を迫られるることになります。

 

もしも、このケースで無理やり3本目の買いポジションを作っていたら、想定外の相場下落への対処は難しいものになってしまいます。

 

私は、ナンピン売買で対処法で悩むときは基本原則に立ち戻って考えるようにしています。

 

元々、ナンピン売買は「難局を平らにして安全にしていく」ものなのだから悩んだらリスクの低い方法で対処していく。

 

こう考えていけば、ナンピン売買を安全性を高める方法として有効活用していけると思います。

 

私の売買 最近2分割が中心

 

実は、私の最近の売買は2分割で終わることが多い傾向にあります。

 

ルール上、最初に予定しているのは3分割なんです。でも、2回目のポジションで相場が軌道に乗ってしまうため、3回目のポジションはいれられないということが良く起きています。

 

後から見れば、3回目のポジションまで作ってしまった方が利益は大きくなります。その意味では、無理してでも作った方がよかったのではないかという気持ちにもなってしまうかもしれません。

 

昔は、私もそういう気持ちになって無理やりポジションを作ったこともありました。でも、そういうルール違反というのは相場の神様が見ているものなんですよね。

 

その後に、何度か痛い目をみたことで大いに反省をして、やっと基本原則どおりに出来るようになってきたという経緯があります。

 

基本原則どおりに出来るようになってくると、運用の安定性が増してきます。1回1回の利益額は減るという見方もあるのですが、長期的にみると運用が安定する分だけ利益額も増えていると感じています。

 

先程、サヤすべり取りCFDサヤ取りもナンピン売買でやっていると書きましたが、他の運用法もナンピン売買で安全性を高める工夫をしているものがいくつもあります。

 

今後もナンピン売買の基本を守りながら、利益を出し続けていきます。

2018/01/18


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