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後知恵のバイアス FXの失敗でしっかり反省してもうまくいかないときに読む記事

あそこで損きりしておけば良かった。次こそは成功させてみせる。

 

FXをやっている方であれば、誰もが一度はこういう気持ちになったことがあるはずです。さて、この後の行動が重要です。この悔しさをバネに成長できる方と何度失敗しても前に進めない方に分かれていきます。そのカギを握るかもしれないポイントが後知恵のバイアスです。

後知恵のバイアスとは

後知恵のバイアスとはこう定義されています。

 

何か起こってから後でその原因に言及すること。事前には予測すらできなかった事象が、後では必然であったかのように判断する心理的バイアスのひとつ。「自動車事故を起こしてしまった。もっと慎重に運転していればよかった」と反省することなどがこれに当たる。一見この反省は正しいような気がするのですが、真偽を深く追求することもなくそこで「思考停止」してしまう。投資やスポーツの結果に対しても、普通によく展開される。

 

後知恵のバイアスは、FXでよくある現象ですよね。「あの指標がこんなに影響があるなんて」とか「雇用統計よかったのになんで米ドルが下がるの」など、予測を中心にFXをやるケースなどが後知恵のバイアスにあたります。

 

後知恵のバイアス

 

何事も後から解説するともっともらしく聞こえます。でも、それだけなんです。

 

そして、「次こそはうまくやるぞ」という結論で終わるとそれからも何度も同じ失敗を繰り返すことになります。

 

ここが後知恵のバイアスの恐ろしいところです。つまり、事後解説で納得すると反省もまた終わってしまうのです。ニュースや情報の影響や値動き分析というのはいろんな解釈ができます。極端に言ってしまえば、値動きの理由などどうにでも説明ができてしまうところがあります。

 

それに振り回されているうちは、絶対に勝てません。

 

ではどうすればのでしょうね。

 

その解決策の一つは、「反省するなら徹底的にやる」ということです。つまり、失敗の原因を値動きの事後解釈で終わらせてはいけません。もっと深く掘っていく必要があります。

 

まずは、その失敗が「やってもいい失敗」なのか「やってはいけない失敗なのか」を把握します。

 

FXにとって、損きりというのは一種の必要経費です。100%勝ち続けることは誰にもできないので、損きりすべきときはしなければいけません。それが、将来の利益につながっていきます。

 

なので「想定内の損きり」であれば、あまり悔やむ必要はありません。

 

もしも「やっても良い失敗」なのに、自分では納得できない部分が残ったら更に掘り下げてみます。自分の運用法と売買ルールがおかしくないかどうかなどです。

 

  • 売買ルール変更する必要があるか
  • そもそも運用法自体を変える必要があるのか

 

ここまで考え抜きます。

 

相場の事後解説で終わることだけは絶対に止めて下さい。それは評論家のやることです。FXは、評論家では絶対に勝てません。それは、アナウンサー上がりのサッカー解説者がいくらサッカー解説をしてもプロサッカー選手になれないのと一緒です。

 

FXも、最後に勝てるのは自分の行動に厳格になれるプレイヤーだけです。いかに事後解説がうまくなろうと、それはFXで利益を出す能力とは全く関係ありません。

 

FXもサッカーも、プレイヤーとして自己を磨きぬいた者のみが技術を高めていくことができます。私はサヤすべり取りという運用法で自分の技術を磨き続けています。もしも、読者の中に評論家的なやり方をしてきた方がいるのであれば、今すぐ止めましょう。

 

やるべきことは、自分に合った正しい運用法をみつけて技術を磨いていく流れを作ることです。

 

私のサヤすべり取りの基礎をまとめたのが●●▲■NEOです。

2015/11/18


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