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両建て派 南アフリカランド円ポジションの回し方

私がやっている南アフリカランド円売買の大まかな流れをご紹介します。出発は売りポジションが多いので、売りポジションから出発するケースでご説明します。この売買の流れで建玉整理を活用していくことになります。

建玉整理 私の使い方

大まかな流れは以下のようになります。

 

売りポジション作成

 

下落して利益乗ってきたら買いポジション建てて両建て

 

ここまでが先日の説明ページです。

 

参考:建玉整理と通常両建て決済比較

 

ここからの変化は大きく3つあります。

 

  • 変化1:上げて買いポジション含み益 ⇒ 買いポジション決済又は売りポジション追加
  • 変化2:下げて落ち着きどころが変わったと判断 ⇒ 建玉整理で消滅
  • 変化3:暴落気味に大きく下げる ⇒ 新規買いポジション検討

 

こんな感じです。建玉整理を使うといってもそれは主役ではありません。ポジション操作の中の一つの選択肢として使っていくことになります。

 

往来相場では、売りポジションを残しながら買いポジションを回転させて利益を出していくつもりでいます。

 

大きく下げていく局面に入り、往来相場の場所が移動したら建玉整理にて両建てポジションを消滅させます。

 

両建てでよくやる失敗の一つは「個別ポジションへのこだわり」です。

 

「買いポジションでも利益」「売りポジションでも利益」と都合の良いシナリオを描いてしまい、利益の出ているポジションだけを決済して含み損ポジションを残すようなやり方をしがちです。

 

これをやると、逆方向に動いたときに地獄をみることもあります。

 

建玉整理で消滅させる時は、両建てポジション全体での収支で考えることができます。南アフリカランド円が1円以上下げたときなどは、当面昔の水準には戻らないと考えるのが自然です。

 

そういう時は、個別ポジションの収支など考えずに両建てポジションを一緒に消滅させることで、その後の良いポジション操作に繋げていけます。

 

そして、その後も下げ続けるときは暴落偽者展開となることが多く買いのチャンスともなります。

 

例えば、数か月前のような暴落局面が到来したときは買いポジションを作っていきます。

 

この流れは、売りポジションを中心として両建てでの変化を加えているので、最初は混乱するかもしれません。

 

このやり方の収益源は2つあります。

 

  • 下げ相場を売りポジションで取る
  • 往来相場を買いポジションで取る

 

実は、もう一つ収益源があるのですが応用形で複雑になりすぎますのでここでは触れず連載後半で紹介させていただく予定です。

 

ポジション操作が一見複雑にみえるかもしれませんが、やってみるとそれほどではありません。この方法は、株式や商品先物相場で「ツナギ売買」とも呼ばれるやり方の変形です。

 

両建てを使ってポジションを「つなぐ」ので「ツナギ売買」ということです。単純な売買でやらずに両建てで繋いでいく理由の一つは「緊張感の持続」です。

緊張感の持続を重視

当たり前のことですが、トレードは気を抜いても熱くなりすぎてもいけません。かといって、年中気を張り詰めていても精神がもたず疲れ果ててしまいます。

 

  • 「ポジション保有時にはほどよい緊張感を維持する」
  • 「休み時には一気に気を抜く」

 

放置系運用法以外では、この両方をうまく使い分けることが長くトレードを続けていくうえで重要です。私の南アフリカランド円運用は、下げ気味の往来相場を売りポジション中心で取っていくのを理想としています。

 

その期間に、一旦ポジションをゼロにすると「気が抜ける」あるいは「次のポジションを作りたくて我慢できない」所謂ポジポジ病のような症状もでやすくなります。不思議なもので、これらの上昇は両建てポジションにしておくとかなり軽減されます。

 

一相場終わったらポジションをゼロにして「休み」を入れます。

 

念のために書いておくと、緊張感の持続といっても、ピリピリと張り詰めたものとは違います。短期売買中心の方は、「夜も眠れない」なんて経験をすることも多いようですが、私達の場合はそういうことはほとんどありません。

 

ポジションを持っていても、毎日グッスリ眠っています。

 

私達のやっている運用法での精神的ストレスは、スキャルピングなどの短期売買派とは比べようもないほど軽いものです。でも、完全に切れてしまうと元に戻すのはそれなりに大変だったりします。

 

より詳細な考え方ややり方は、これからの連載で書かせていただきます。

ZARJPY売買概論 目次

 

南アフリカランド円売買2016年主力口座は以下の2つです。

 

2016/03/07


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