スローストキャスティクスと南アフリカランド円 DMMFXチャート研究
南アフリカランド円の値動きに合わせた「売りに使えるテクニカル指標を探しています。今回は、「スローストキャスティクス」で検証してみました。使っているのは、DMMFXチャートです。
スローストキャスティクスと南アフリカランド円 DMMFXチャート研究
スローストキャスティクスは、ストキャスティクスの改良版の位置づけとなるテクニカル指標です。ストキャスティクスには、「%K」と「%D」、「Slow%D」の2つのラインがあります。ただ、「%K」は相場の動きに素早く反応しすぎるところがあり、売買に使うとダマシが多くなりがちです。
スローストキャスティクスは、「%D」と「Slow%D」の2本の線だけを利用して売買判断を行います。。南アフリカランド円の売り時を探すときには、スローストキャスティクスが合いそうなので試してみました。
まずは、設定です。
これは、DMMFXチャートの設定そのままです。
時間足は日足を使って南アフリカランド円で表示させると以下のようになります。
「%D」=水色、「Slow%D」=黄色で表示しています。そして、数値が80を超えるところに「買われ過ぎ」を示す紫色の線が引かれています。2つの線の交差で売買シグナルが発生します。
一般的には、「%D」が「Slow%D」を上抜けすると買いシグナル・「%D」が「Slow%D」を下抜けすると売りシグナルとなります。
南アフリカランド円の売りシグナルを以下の2つの条件を満たしたところでみていましょう。
- 両方の数理が両方の数値が80前後となる。
- 「%D」が「Slow%D」を下抜けする
上図のチャートでこの2つの条件を満たす時期は7回くらいあります。チャートの期間は約1年ですので2か月に1回程度の頻度で売りシグナルが発生していることになります。
目視ではありますが、いずれも利益になっているようです。
ちなみに直近では、2016年4月4日に売りシグナルが発生しています。
なかなか良いタイミングですねぇ。
南アフリカランド円とスローストキャスティクスは、相性が良さそうなので、利益確定利幅や他の期間の検証も含めて掘り下げてみるつもりです。
南アフリカランド円売り主力口座はDMMFXです。