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ランド円売りポジション戦略 2つの留意点

 

先日ZARJPY売りの記事で作成したランド円売りポジションを現在も保有しています。売ってから勢いよく上げているのでどこで損きりをするつもりなのか興味をもたれている方もいるようですので、記事としてまとめさせていただきます。このポジションは、もともとMT4で自作したEAの売買シグナルをもとにした売買です。

 

参考記事:南アフリカランド円(ZARJPY)

 

ただ、MT4の南アフリカランド円はスプレッドが広すぎたり、スワップ条件が悪かったりと取引条件が悪いため、売買シグナルを元に手動で取引条件の良いDMMFXやくりっく365で注文を出しています。損きり幅もMT4のバックテストをもとに決めています。私がランド円売りポジションを作成する場合に覚悟していることが2点あります。

 

  • 最悪の損きりラインの覚悟を決めておく。
  • 売りスワップポイント負担を軽減してポジションを作成する。

 

これらは、これまでのサイト記事内でバラバラに書いてあるものでもあるのですが、自分自身の備忘記録として再度かかせていただきます。

 

その1:最悪の損きりラインの覚悟を決めておく。

先ほどの参考記事での損きり幅は300pipsで設定してありますが、これだと200万通貨も売っていると最悪600万円の損失を覚悟しないといけません。実際には、ここまで広くしなくても収支を悪化させない形にできます。

 

これを200pipsと100pipsに変更した場合のバックテストが以下になります。

 

損きり幅 200pipsの場合

 

南アフリカランド円 損きり

 

利益+2788pipsで損きり幅300pipsのものとほとんど変わりません。バックテストをした時期が異なるため、利益額が違う程度の差となっています。勝率が93%となっているのは、現在売りポジションが含み損となっているためですので、この後利益となってくれれば勝率100%維持ということになります。

 

これを損きり幅100pipsまで狭くした場合のバックテスト結果がこちらになります。

 

損きり幅 100pipsの場合

 

南アフリカランド円 損きり2

 

勝率77%で利益は+69pipsに激減しています。売りポジションの収支でみると7回ポジションが発生して4勝3敗です。つまり、7回中3回は売りポジションを作成してから100pipsクラスの上げがあったことになります。100pipsの損きり幅では収支が大幅に悪化することが確認できます。

 

私の損きりラインの覚悟としては、200pips(ランド円=2円)としてあります。

 

ただ、精神的にキツイと感じる部分があれば損きりを実行する可能性もあります。

その2:売りスワップポイント負担を軽減してポジションを作成する。

ランド円売りポジションを保有する場合にもう一つ留意すべきことは、「マイナススワップポイント負担」です。ご存知のとおり、南アフリカランド円は高スワップポイントで人気のある通貨ですので、売りポジションで保有すると日々のスワップポイントはマイナスとなります。

 

売りスワップポイントの少ないDMMFXでも10万通貨でー110円くらいになります。

 

このマイナススワップポイントの積み上げは、ちょっとした重荷になります。バックテスト上、売りポジションでのポジション保有期間は約2ヶ月程度になることもあります。数ヶ月売りポジションを保有し続けた場合、この負担を無視することはできません。

 

私は、このスワップポイント負担対策にスワップポイントサヤ取りを利用しています。スワップポイントサヤ取りは、で日々スワップポイント差による利益が発生する仕組みです。現在、スワップポイントサヤ取りポジションからの日々の利益が約4000円ほどあります。

 

この4000円の範囲内でランド円マイナススワップポイントが相殺できるように作成ポジション数量を調整しています。

 

ランド円売りポジションのマイナススワップポイント+スワップポイントサヤ取りでプラス収支になるようにしてあるということです。

 

ランド円売ってから0.5円くらい上昇しているのですが、まだ損きりの予定はありません。ただ、含み損が拡大して心理的ストレスを感じるようになったら一旦決済する可能性もあります。以上2点に留意しながら、長ければ数ヶ月はDMMFX口座でのランド円売りポジションを保有していく予定にしています。

 

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2014/11/19


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