異通貨両建て 利益の仕組み
ポーランドズロチ円とユーロ円での異通貨両建てポジションの利益が伸び始めています。今回は、異通貨両建ての利益の仕組みなどについてもまとめさせて頂きました。売買に使っているのは、くりっく365口座です。
異通貨両建て 利益パターンは組み合わせによって違う
為替差益(412,500−224,400)=188,100円、スワップポイント累計(7,200+19,272)=26,472円、合計214,572円の含み益です。
そろそろ決済シグナルが出そうです。1週間ほど前までは利益がでるかでないかで推移していました(1週間ほど前の記事:異通貨両建て 何気に年利12%の好利回り)。
ここ数日で利益が一気に伸びています。昨日は一時30万円弱までいきました。
これは、ユーロ円ーポーランドズロチ円の異通貨両建てのいつものパターンでもあります。収支トントンのところから数日で数十万円の利益レベルまで伸びます。
こう書くと、新興国ポーランドズロチ円の値動きが激しいのが原因だと感じる方もいるかもしれません。参考までに、くりっく365のポーランドズロチ円の値動きをご覧ください。
ポーランドズロチ円がここ数日で大きく利益を伸ばしているわけではないことが確認できます。ポーランドズロチ円に限って言えば、最近は往来相場気味に推移しています。
この利益のカギは異通貨両建てのもう一つのの通貨「ユーロ円」にあります。ユーロ円の値動きは以下のようになっています。
売りで仕掛けているユーロ円は、右肩下がり気味に推移しています。買いのポーランドズロチ円は、往来気味で一定水準を保っているのに対してユーロ円が下げ気味に推移しているため異通貨両建てとしては利益が増えてきているということです。
ここが異通貨両建ての面白いところです。全体が円高・円安かどうかには関わりなく2通貨の相対的な値動きで損益が動いていきます。
ユーロ円とポーランドズロチ円は、地理的歴史的にも緊密です。ポーランド経済はユーロ経済に大きく依存しているため通貨の値動きも連動しがちになります。
でも、完全一致で連動はしません。相場環境に応じて、くっついたり離れたりという値動きを繰り返します。そのくっついたり離れたりという値動きを利益に変えていくのが異通貨両建てです。異通貨両建ての基本部分は、でまとめてあります。ここでの売買は、その応用形ですが基本部分は同じです。
FXで利益を出す方法は無限にあります。このやり方もその一つであると思っています。ポーランドズロチ円で使っているのはマイナー通貨で抜群の取引条件のくりっく365です。