ユーロ・ポーランドズロチ(EURPLN)用自作EA稼動
ユーロ・ポーランドズロチ(EURPLN)用の自作EAを稼動させました。ユーロ・ポーランドズロチ(EURPLN)は、オアンダジャパンで提供されている通貨ペアです。値動きが素直でユーロ・フランのような限定された値動きをするためこれを利用した売買が出来るか試してみることにします。
また、ポーランドズロチ円はくりっく365にて取扱いがあり好条件のスワップポイントが提示されている通貨ペアでもあります。
ユーロ・ポーランドズロチ(EURPLN)が面白いと思った理由
ユーロ・ポーランドズロチ(EURPLN)が面白そうだと思った理由は、この値動きです。
これ週足の折れ線グラフです。2009年からの値動きでユーロが大暴落した時期も入っています。ユーロの大変動にも関わらず、ユーロ・ポーランドズロチ(EURPLN)は一定範囲の往来を続けていることが確認できます。
ポーランドは、工業国でユーロ経済とは非常に緊密な関係にあります。そのため、ポーランド通貨であるポーランドズロチは、ユーロと連動する値動きをしています。ポーランドは、もともと技術力もあり低インフレで経済の落ち着いた中進国でもあります。中進国というのは、ちょっとしたことで暴落し易い傾向があるのですが、この点ポーランドはその心配が薄く比較的安心して売買できそうな通貨ペアです。
日足で値動きを見ていても、ある程度上下が決まった往来をしています。上下の価格ラインの特定は無理なのですが、ユーロ経済と密接なつながりがあるため上がるにせよ下がるにせよ過度な値動きは望ましくなく介入などの調整が入っていると思われます。
こういう値動きはRSIあたりが使えそうなので作ったのがこのEAです。
2010年〜2014年の間に8回の売買チャンスがあり7勝1敗となっています。もうちょっと売買回数を増やすことも出来るのですが、勝率はかなり落ちてしまいます。あまりドキドキせずに安心して放置稼動させておきたいと思っているので、売買回数が少なくても確実性の高い形のEAを稼動させることにしました。
まずは1万通貨で稼動させておきます。
このEAは、もう一つの使い方をします。
ポーランドズロチもう一つの使い方
オアンダジャパンで長期間ポジションを持つときにちょっと難点があります。それはマイナススワップ負担です。オアンダジャパンは、スワップポイント差がちょっと大きめのためマイナススワップとなるポジションを長期間保有するとちょっときついのです。
ポーランドの政策金利は2.5%とスワップ投資でよく使う豪ドルと同じ水準なのでマイナススワップは結構大きいです。
そこでくりっく365のポーランドズロチ円の活用も予定しています。ユーロ・ポーランドズロチ(EURPLN)とポーランドズロチ円では値動きが違うのですが、ユーロが大きく動くときにユーロ・ポーランドズロチ(EURPLN)も大きく動く傾向があるため、そのタイミングを利用します。
MT4でのユーロ・ポーランドズロチ(EURPLN)のでポジションが発生したときに、ユーロ円の状況と合わせてくりっく365でのポジションを保有するという作戦です。
これとは別ですが、ユーロ円の長期保有のときはポーランドズロチ円の買いポジションでスワップポイント受取りをするという作戦も検証価値なある気がします。ユーロ円と連動していく通貨なので、円安相場のときはユーロ円に連動してポーランドズロチ円も上がっていくからです。ユーロ円でスワップ投資はできませんが、ポーランドズロチ円でその代わりをするという感じです。
私のくりっく365活用状況は以下のページにてまとめています。