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資金管理が勝負を決める

リピート系自動売買を安定継続するポイントその2は、「余裕資金を十分に持たせる」ことです。この連載でも何度も書いてきた部分ですが、大切なことですので再度まとめさせていただきます。

その2:余裕資金を十分に持たせる。

誰もが、「余裕資金を十分に持たせる」ことは重視しているところですが、投資家それぞれで温度差があります。

 

「安全」と誰もが記事で書くものの、その内容には大きな差があるため、「どの基準を採用してどれだけのリスクを取るのか」とはっきり認識しておく必要があります。

 

私は、以下を基準としています。

 

  • 追加設定を慎重に行う
  • 最大レバレッジ4倍以内

 

利益がどんどん出る好調時には追加設定はしません。その理由は、ここまでの連載途中でも書かせていただきました。

 

FX自動売買追加設定ルール 先人の失敗から学ぶ

 

このルールの背景には、余裕資金を十分に持たせるという意味もあります。資金を増やさずに追加設定を行うということは、追加設定内容がどんな内容であろうと全体の余裕資金は減ることを意味します。

 

両建て設定であれば余裕資金は減らないような感覚を持つ方もいるかもしれませんが、大きなトレード発生時に窮地に陥るリスクを伴っています。

 

自動売買で利益がどんどん出ている時期というのは、含み損も少ないため表向き余裕資金が十分にあります。

 

でも、これは「まやかし」にすぎません。

 

なぜなら、相場が暗転すれば含み損が一気に増えていくからです。自動売買では損失加速のリスクがあるため、裁量トレードよりも速いスピードで含み損が増えていきます。

 

当然のことながら、含み損がある程度膨らんだときでも「余裕資金は十分に持たせる」ことが理想です。そのためには、追加設定は「含み損増加時」に「まだ余裕がある」と判断できるときだけ検討すべきだと考えています。

最大レバレツジ4倍で安全にできる3つの理由

最大レバレッジ4倍というのは、スワップ投資としては高目という意見を頂くことも在ります。

 

高目でも問題なしとしている理由は3つあります。

 

  • 理由1、最大ポジションにはなかなかならない。
  • 理由2、時間とともに増える利益でレバレッジは自然に下がる。
  • 理由3、予備資金で初期段階をカバーする。

 

私のリピート系自動売買の仕掛けは、「10円」「20円」規模の少し深めの下落を想定した形で「買い」を入れていくスタイルです。

 

このため、最大ポジション保有するところまではなかなかいきません。

 

とはいうものの、買い下がり10円くらいであれば1年も運用していれば最大ポジションまでいく可能性高いです。

 

実際、2018年6月現在のループイフダン口座は、現在3.8万通貨の買いポジションですので、ほぼ最大レバレッジ4倍の水準にあります。

 

これでも、焦らなくて済んでいるのは先程の「理由2」にあります。

 

現在ポジションは、米ドル円110円前後で含み損は約13万円というところです。

 

この口座は、現在までに、口座資金が30万円ほど増えています。

 

このため、現状でも強制ロスカットまでの余力は約100万円以上あります。米ドル円が、更に25円下落して85円台くらいにならない限り強制ロスカットはされない水準をキープ出来ています。

 

私のループイフダン口座は、当初の想定に近い形で増えてきているのですが、誰もが同じようにいくとは限りません。当然、こうはいかないこともあるはずです。

 

例えば、稼働始めてすぐに米ドル円がガンガン下げてしまって最大ポジションになってしまうケースです。

 

こういう時は、先程の「理由3」の予備資金が活きてきます。

 

最初のうちは予備資金も用意

 

予備資金は、当初運用資金の半分目安で用意しておくと安心できます。

 

1年・2年経過して落ち着いてきたらこの予備資金は役目を終えるので、はずすことになります。

 

私の運用口座でも予備資金はもう使っていません。

 

この辺は、「子育て」に似ているかもしれません。子供が小さいうちは、親が手取り足取りいろんなことを手伝ってあげねばなりません。でも、大きくなれば一人ですべてできるようになり、親の助けは要らなくなっていきます。

 

運用資金が増えていくのも、似たような感覚で見守っていくことで安全性が高まります。

 

私の資金管理が、安定した運用の参考に少しでもなれば幸いです。

リピート系自動売買2018 目次

2018/06/11


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