リピート系自動売買で安定収入
FX自動売買、2017年のテーマは「リピート系自動売買」です。トラリピに代表される自動売買はコツコツ稼げるシステムとして人気があります。
私は、トライオートFXから始めて「iサイクル」「ループイフダン」「トラリピ」と運用規模と対象を拡げてきました。昨年くらいから運用が軌道に乗ってきたところです。
「低リスク運用でも安定的に年20%くらいは出来そうだ」
そんな自信がついてきたところです。そこで、今回の連載で私の考え方とやり方についてまとめていきます。
リピート系自動売買は自動売買ではない 私の誤認識
実は、私はずっとこの「リピート系自動売買」は評価していませんでした。このサービスは「これは運用法や自動売買ではなく注文方法だ」と思っていたからです。
この認識の根拠は「逆指値注文が提供開始されたころの経験」でした。
ずっと前に「逆指値注文は新運用法あるいは自動売買」という宣伝文句があった時期がありました。逆指値注文が新規注文方法として一部の証券会社で提供開始されたころの話です。
今ではほとんどの方が理解されているように、逆指値注文を使ったからといって儲かるわけではありません。
大切なのは「逆指値注文をどう活かすのかという運用法」です。
逆指値注文を採用した証券会社が少なかった時代だったので、こういう呼び方をしたのはそれで投資家を呼び込もうという意図だったのでしょう。
当然ながら、逆指値注文だけで大儲けという話は現実には聞いたことはありません。
なので、「リピート系自動売買」も最初はそれと似たようなものとずっと思っていたのです。
最初は評価が低かった「リピート系自動売買」ですが、それでも手堅く稼いでいる方が多いようなので自分なりの実験も始めました。
それほど手間をかけずに利益が出ます。
1回1回の利益額は小さいものの、その積み上げが大きい事にも驚きました。
「リピート系自動売買」の仕組は単純です。「買い」方針であれば、下げ相場は設定値まで同じ値幅で買っていくというのが基本です。
こんな単純なものなのに、利益が手堅く出るというのが最初は不思議でなりませんでした。
リピート系自動売買を使って数ヶ月、「上げ」「下げ」をある程度経験して実際に口座資金が増えたことによって自信もつきました。これらの経験を経ることで、「これは自動売買の一種と呼んでも良いのかもしれない」と私の認識も変化してきたのです。
私の運用成績
公開口座としているリピート系自動売買口座は以下のような運用成績になっています。
トライオートFXの運用開始自体は、サービス開始した数年前です。試行錯誤の時期が長く、運用が安定し始めたのは昨年くらいからです。
リピート系自動売買としては最古参のトラリピを使い始めたのは最近です。表向き手数料が高目なので手を出しにくかったのが理由です。
「決済トレール」に魅せられて使い始めました。その後「せま割」という有利な手数料体系があることも知り、今は認識を改めています。
一年以上の記録があるのはループイフダンだけですが、かなりゆったりとした設定にも関わらず年間利益は約20%以上になっています。
「リピート系自動売買」は、相場の流れが設定に逆行し続けるとキツくなります。でも逆行し続ける相場はなく、一年間くらいで見れば「上げ」と「下げ」が混ざった流れになるものでもあります。
その視点でいけば、「リピート系自動売買」は毎年ある程度安定した利益が出せると見ています。
- ある程度放ったらかしで利益が出せる。
- 多くの方が同じように利益を出せる。
- 管理の手間もかからない
「リピート系自動売買」は、自動売買の長所であるこれら3要素を備えています。
MT4などの自動売買同様にリピート系自動売買も設定をしておけば、後は自動売買をしてくれます。
細かい値幅で設定をしておけば、毎日のように利益が積み上がる形にもできます。
同じ設定をすれば、同じように利益が出せるというのも魅力です。リピート系自動売買派、FX口座公式ページだけでなく多くのFXブログで運用公開がされています。
それらの設定を参考に自分の設定を作り動かしていけます。
毎日口座にログインする必要はありません。細かい設定変更は、リピート系自動売買にとってはマイナスに動くことも多いのであまり管理に手間をかけない方がうまくいく気がします。
リピート系自動売買で利益を出しているFXブログの多くが、長期間設定をいじっておらず手間をかけていない傾向もあります。
私も、口座にログインするのは週2回程度です。しかも、メルマガなどで公開口座の成績をまとめるのでログインするだけです。
資金に余裕を持たせておけば、強制ロスカットの心配も少なくなるので管理の手間はほとんどかかりません。
リスクの把握
とはいえ、当然リスクもあります。多くのブログで指摘されているような失敗パターンは学んでおかねばなりません。
この点は、どの運用法でも同じことです。
なので、リスクを把握して活用していけば問題ありません。
「リピート系自動売買」は、私は後発組です。私よりずっと前から取組んでいる方が多くいらっしゃいます。そのお蔭で、私は様々な成功・失敗パターンを学ぶことが出来ました。
後発組であるからこそ、先人の轍を踏まずに安定した運用スタイルが構築できます。
とはいうものの、私よりずっと前から「リピート系自動売買」を利用されている方々にとっては、今回の連載はあまり参考にならないかもしれません。
でも、これから「リピート系自動売買」に取り組まれていかれる方にはリスクを抑えて安定した運用をしていくための参考になるのではないかと思っています。
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