豪ドル円長期買いポジションにもう一つの収益源
豪ドル円カバードコール開始
本日仕掛けたカバードコールです。具体的には、豪ドル円コールオプション売りポジションを17万通貨保有しています。期日は12月19日でプレミアムは、0.331です。
もうちょっと補足させていただきます。
- 仕掛けたときの豪ドル円値:81.84円
- 権利行使価格:82.00円
- 清算方法:スポット
- 期日:12月19日までの約1週間ほどのポジション
- プレミアム受取金額:0.331×17万通貨=56,270円
このコールポジション売りポジション売りポジションは、期日の豪ドル円値によって状況が変わります。
- 期日に豪ドル円82円以上:プレミアム代金56,270円受取+豪ドル円82円の売りポジション発生
- 期日に豪ドル円82円未満:プレミアム代金56,270円受取のみで終了
プレミアム代金56,270円が受け取れるのはどちらも同じなのですが、豪ドル円売りポジションが発生するかどうかが違います。
その時点の豪ドル円が85円でも、発生する売りポジションはの売値は82円なので最初から含み損のFXポジションが出来るという意味でもあります。
この含み損は、FXで現在保有中の豪ドル円買いポジションの値上がり高で相殺する予定としています。所謂カバードコールと呼ばれている戦略です。
保有している豪ドル円買いポジションは合計35万通貨あります。
内訳は「FX積立口座約15万通貨」と「資産倍増計画口座20万通貨」です。
正直なところ、豪ドル円は目先の天井をつけたかなと感じています。
裁量トレード口座では、過去記事348,420円 豪ドル円決済で書いたようにポジションを大幅に減らしています。その後、少し買い直ししているのですが、その後の買い増しは控えています。
FX積立口座と資産倍増計画口座は、2口座とも基本的に損きりはしません。
それと、利益確定ラインがまだまだ上にあるので仮にここで豪ドル円が下げ相場突入しても決済する予定はありません。
FX積立口座と資産倍増計画口座ともに、下げ相場は「スワッポイントを溜め込む時期」と位置付けているので上げ相場到来までそのまま保有し続けます。
当然のことながら、このままでは勿体ない気もするんです。
この保有ポジションを何かに活用したいとずっと思っていました。
これまでは余裕資金を活用して、たまにスワップポイントサヤ取りポジションを作る程度でした。
今年からFXオプションを開始して、カバードコールが有効に使えそうな機会を待っていたのです。
そこで、今回保有ポジション35万通貨の約半分の17万通貨分をカバードコールで仕掛けてみたという次第です。
豪ドル円値自体は、一時の高値に比べればまだまだ低水準のですが、流れが変わってきた感があるので実験してみます。
- 期日に豪ドル円が82円+プレミアム0.331=82.331円以下であれば、FXポジションそのままで上乗せ利益を受け取れます。
- 期日に82.331円以上であれば、FX積立7万通貨+資産倍増計画10万通貨の合計17万通貨の買いポジションと相殺です。
具体的には、期日後にFXオプション⇒FXポジション変更で発生した「17万通貨の豪ドル円売りポジションを損きり+保有中豪ドル円17万通貨買いポジション17万通貨利益確定」という流れです。
利益金は、FX積立口座と資産倍増計画口座に追加入金して今後の運用資産の一部としていきます。
今回カバードコールで一番おいしいパターンは期日に豪ドル円が81円台後半でその後に下げだす展開です。
もし、そうなれば1週間で56,270円受取って、更に同じように仕掛けて何度も利益を得られます。
まあ、そんな都合よく動く可能性は薄いんですけどね。
いずれにせよ、この仕掛けは上げても下げても利益になるせいか気楽に出来そうだと感じています。
何度か仕掛けながら、堅実にやっていくためのルールをまとめていく予定です。