トルコリラ 長期視点ではそろそろ転換点かも
日足と月足から見たトルコリラの見通しです。
2021年1月15日現在でまとめています。
トルコリラ月足 3カ月連続陰線発生
USDTRYの月足です。トルコリラの勢いに陰りが見え始めているように感じます。
私は、トルコリラの長期見通しはUSDTRYでみています。
トルコリラ円とは、上げ下げの見方が逆になります。
- USDTRY上昇・・・トルコリラが弱い(スワップポイント支払側)
- USDTRY下落・・・トルコリラが強い(スワップポイント受取側)
現在USDTRYを月足でみると3カ月連続陰線で下げています。
トルコリラが強い状況は継続中です。
ただ、月足の幅は大分狭くなっていて、下げ方が弱くなっているようです。
ここ数年のUSDTRYの傾向をみると、3カ月陰線が続くと反転することが多いようです。
2017年に7カ月陰線という記録もあるので、それを目指してトルコリラの強勢が続くかもしれませんが、ここでちょっと一休みとみるのが妥当かなとみています。
次に日足もみてみましょう。
トルコリラ日足 月足とは違った見え方
ここ1ヶ月くらいのUSDTRYの日足です。正直に申し上げまして、月足よりもこっちの日足の方が「まだまだ強いかも」という印象を受けます。
3カ月連続陰線とはいっても、まだ15日ですしね。
1月の陰線が確定するまであと2週間もあります。
3カ月陰線の後は陽線になることが多いとはいっても、一気にトルコリラが下げだすというものでもありません。
その翌月は横這い気味のことが多いです。
往来相場をちょこちょこと利益確定するような売買に向く時期という気もします。
買いポジションを持っている方は、売りも意識する時期に入ってきたかもしれません。
トルコリラのスプレッドtとスワップポイントはFx口座間で大きな差があります。最近の状況は下記ページにて確認ください。