スワップポイントサヤ取り2017年2月
地道にスワップポイントサヤ取りポジション保有を続けています。先週末になりますが、その一部を決済しています。
ランド円変動対応 両建てポジション減らす
今回の組合せは、売りDMMFX−買いデューカスコピージャパンです。100万通貨の両建て決済になっています。
DMMFX決済明細
デューカスコピージャパン決済明細
2月20日現在、買いデューカスコピージャパンは10万通貨170円・売りDMMFXはー130円です。まだ40円差あるのですが、DMMFXが先週末100⇒130円に一気に上げてきています。
昨年のパターンだとここから更に上げて、スワップポイント逆転現象が起きる可能性があります。実際に逆転現象が起きても慌てずにすむように両建てポジションを減らして対応した次第です。
尚、デューカスコピージャパンは日本では数少ない値洗い制度(ロールオーバー形式)採用口座です。
このため、未決済ポジションでも日々の値洗いにより毎日建値が変動して、その日の約定画面ではそのポジションのこれまでの累積収支確認できません。
いろいろ調べたところ、今回の「ポジション報告書」であればポジションを作ってから決済までのスワップポイント累計額・手数料などの合計収支が確認できることがわかりました。今後、デューカスコピージャパンの収支計算は、この「ポジション報告書」で確認していく予定です。
今回の売買の総合収支は以下のようになりました。
FX口座 |
スワップポイント累計 |
為替損益 |
手数料 |
合計 |
---|---|---|---|---|
デューカスコピージャパン |
11,661円 |
91,386円 |
-429円 |
102,618円 |
DMMFX |
-7,000円 |
-90,000円 |
0 |
−97,000円 |
合計 |
4,661円 |
1,386円 |
−429円 |
5,618円 |
+5,618円です。デューカスコピージャパンは有手数料口座で、これは100万通貨売買時の往復手数料です。確認できるとおり、それほど大きな負担ではありません。スワップポイントサヤ取りの薄利売買でも1日分の利益(今回1日平均600円)でもおつりがくる程度です。
今回保有日数は1週間程度と非常に少な目でした。それでも、無事利益にすることが出来ていたのは運が良かったです。
実は、ポジションを建てるときに3銭くらい失敗をしています。それでも、決済時に穴埋めできているのは、デューカスコピージャパン社の南アフリカランド円スプレッドが狭かったおかげです(参考記事:デューカスコピージャパンのスプレッド)。
今回の売買では、仕掛け・決済ともに中心スプレッドが0.4銭くらいまで狭くなる欧州時間を狙って行っています。これだけ狭いと南アフリカランド円のデイトレも容易です。相場が見えやすい時期が到来したら短期売買に使ってみる予定でいます。
スワップポイントサヤ取りは、一部大きく取れそうな通貨ペアも見受けられます。ただ、大きく話題になるようなときはポジションがかなり集中していると想定されるので注意が必要です。
あまり注目されていない通貨ペアは、差が開いたまま利益が取れる好環境に恵まれているものもあります。ヒロセ通商・DMMFX・くりっく365・デューカスコピージャパンなどある程度の常連口座をマメにチェックしていくと、良い組み合わせをみつけ易いと思います。
焦らずじっくりとやれば、スワップポイントサヤ取りは手堅く利益を出していけます。ゆったり構えて攻めていきましょう。