スワップポイントサヤ取り(異業者両建) 2016年3月状況
2016年3月時点のスワップポイントサヤ取り(異業者両建)の状況についてまとめました。
スワップポイント差拡大定着気味
ここのところ、スワップポイント差が拡大したままの通貨ペアが多くなってきているように感じます。人気通貨の南アフリカランド円では大きな変動があったりしているのですが、他の通貨ペアではほとんど変動がなく、安定して利益を狙える状況となっています。
例えば、ユーロドルです。
くりっく365のユーロドルスワップオポイント発生状況です。本日ー0.28ドルですので1米ドル=113円で換算すると31.64円となります。1万通貨買いポジションでー31.64円・売りポジションで+31.64円発生していることになります。
これに対してDMMFXのユーロドルは、買いスワップポイントー8円・売りスワップポイント8円となっています。
この2つを組み合わせると以下のようになります。
ユーロドルは、目立つせいか一見派手に動いているようですが変動幅的にはそれほど大きくはありません。1万通貨あたり証拠金を売り12.5万・買い12.5万円・予備資金5万円くらいの感覚で値が動いてきたら資金移動させる感じでやると長期間両建てポジション維持ができそうです。
仮に1年間今の環境が続いた場合に期待できる利回り計算もしておきます。
スワップポイント差受取額
24.64円 × 365日 = 8993円
予備資金込みで期待できる利回り
8993円 ÷ 30万円 = 2.9%
利回りは、証拠金20万円くらいで計算すれば4.5%程度と見栄えの良い感じになります。
でも、それでは現実の為替変動にはおそらく耐えられません。
ご注意くださいませ。利回りが小さくなるといっても、現在の低金利下で着実に3%近い利回りを低リスクで得られる金融商品はなかなか見つかりません。
スワップポイントサヤ取りは、相場観も不要でスワップポイント差利益を収益源として利益を貯めていくものです。両建てポジションを維持できなければいかなる机上の高利回りも絵に描いた餅にすぎません。利益をしっかりと受取続けるためにも、資金管理はしっかりと余裕を持ってやってまいりましょう。
私も少しづつ新規仕掛けを入れ始めています。