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異業者両建利益計算誤解の主因 評価損益計算方法

異業者両建利益計算誤解の主因 評価損益計算方法

突然利益が増えたり、損失が増えたら今回の記事を思い出してください。

評価損益 計算方法の違い

口座管理画面の評価損益の計算方法はFX業者で微妙な違いがあります。

 

この微妙な違いは、他の運用法ではほとんど気にならないのですが、2つの口座を使うスワップ金利サヤ取りでは把握しておくべき事項の一つです。

 

よく使う「大証FX」「DMMFX」を例にしてご説明させて頂きます。

 

口座管理画面の評価損益は値動きがあるたびに更新されます。スワップ金利サヤ取りでは、売りポジション口座管理画面と買いポジション口座管理画面の評価損益を合計して利益がどれくらい出ているかを確認することが多いと思います。

 

基本的に、ポジション操作をする訳ではないのであまり真剣に見る必要はありません。

 

サラッとみて「ああ、利益が増加しているな」というのを感じればいいだけです。

 

でも、その評価損益計算方法が業者によって少し違います。

 

これを知らずに口座管理画面を単純比較していると、誤解するときがあります。

 

  • 想定以上に損が大きくなっている。
  • 逆に、想定以上に利益が大きくなっている。

 

この運用法では、どちらもまずありえないことです。

 

両建ポジションを作った際に、その時点のスワップ金利差から逆算すれば、利益が出始める大体の時期は推定できます。

 

スワップ金利差が、ポジション作成時からあまり変化なく推移しているのであれば、その予定が大きく違ってくるということは今のところありません。

評価損益計算 何が違うのか?

よく使う組合せである大証FXとDMMFXの評価損益はここが違います。

 

大証FX口座管理画面 評価損益

大証FX 評価損益計算

 

@現在値 Ask−Bidの気配値
A評価損益計算の数値が現在値になっている
B現在の板情報 10.28はAskとBidの中間の数値

 

この口座管理画面より確認できるように大証FXの評価損益計算における現在値は直近の約定値です。このため、約定がなくAsk−Bidの気配値が動いても約定がない限り約定値をもとに計算される評価損益は更新されないことになります。

 

DMMFX口座管理画面 評価損益

DMMFX 評価損益計算

 

@Ask−Bidの気配値
A評価損益画面 現在値にはAsk−Bidの気配値が入っている。この場合売りポジションなのでAskの値

 

一方、DMMFXの評価損益計算における現在値はAsk−Bidの気配値です。このため、気配値が少しでも動くと評価損益更新されていきます。

 

スワップ金利サヤ取りで、収支状況を厳密にチェックしたいときはこの違いを考慮してみる必要があります。

 

大証FXでも売買が活発な時間帯などであれば、大きく乖離することは少ないのですが、売買が閑散としていて気配値だけが動いているときなどは、両建収支が大きく動いたように錯覚しかねません。

 

両建ポジションを作成したときに、利益が出るまでの日数は大体推定できます。普段は、スワップ金利のバランスとポジションの余裕が十分かをチェックしておけば問題はありません。ただ、充分に利益が貯まってきてそろそろ決済しようかと検討する段階では、この計算方法で利益状況が全く違って見えますので理解しておくべき部分だと思っています。

 

とはいえ、たまに私もこの違いを忘れてしまいます(苦笑)。

 

ちなみに、大証FXのポジションが17枚になっています。DMMFXが100万通貨=大証FXで10枚に相当なのでバランスが合わないですね。これは、大証FX−DMM以外にも大証FX−カブドットコム店頭FX口座(FXプライム byGMOと同スワップ金利)の両建ポジションがあるためです。。

 

なので、大証FXとDMMFXでポジション数が違っています。

補足

上記で書いた内容をもう一度書き出すとこうなります。

 

  • 大証FX:直近の約定値で評価損益計算
  • DMMFX:ASK−BIDの気配値で評価損益計算

 

大証FXで約定がないままに気配値がどんどん動くときには、この計算方法の違いがでてきます。大証FXの評価損益を気配値で逆算すればよいだけなのですが、気配値はちょこちょこ動くので最初はとまどうかもしれません。

 

先日記事のの画像は、気配値と現在値がったところで取っているのですが、その瞬間がくるまで10分くらいじっと待っていました。

 

参考:スプレッドリスク埋める日数目安

 

メルマガやサイト記事作成上はこうしないといけないのですが、読者の皆様が普段からこの評価損益計算方法の違いに神経質になる必要はあまりないと思います。

普段はスワップ金利差だけみておく

私は、普段は両口座で発生しているスワップ金利額だけみています。

 

  • そろそろ決済するか。
  • ポジション増やそうか。
  • 最近為替変動激しいけど余力はどれくらいあるか。

 

こんな時には、口座管理画面や評価損益はみますがいつもはほとんどみないのです。

 

ちょっと雑な気がするかもしれませんが、これで問題ないと思います。上記のスプレッドを埋める日数を思い出しみてください。

 

例えば、大証FX−DMMFXだとスプレッドが縮小する昼以降でも合計2.9銭くらいのスプレッドがあります。10万通貨あたりの利益に換算すると2,900円です。

 

これをスワップ金利差50円で推移したとすれば2900÷50円=60日かかると最初の段階でわかります。

 

無論、両建ポジションを作ったときにスプレッドが少し広がり気味に作れば日数はさらにかかります。

 

失敗も成功もしないで普通に両建ポジションを作れた場合は、スワップ金利差に変動がないのに30日くらいで利益が出始めることはまずないということになります。

 

それがわかっていれば評価損益で利益が大きく出ていても、「気配値が動いているだけかもしれない」と気づくことができます。

 

逆に「損が増えている」なんてときも、大体これが原因です。

 

2013年7月26日現在、私の証FX−DMMFXの100万ランド両建分のスワップ金利はこうなっています。

 

  • 大証FX  +96,480円
  • DMMFX −67,000円
  • 合計利益  +29,480円

 

この部分の数字は評価損益の計算方法の違いとは無関係です。この部分だけ見れば合計利益が着実に増えていくのも確認できます。

手間をかけすぎない

私は、この運用法には出来るだけ手間はかけないようにしています。

 

私の中で、この運用法は「銀行の定期預金」のようなものと思っています。銀行預金は普段手間がかることは何もありません。

 

この運用法では、全く何もしないとポカをしてしまうので完全に銀行預金と同じ管理は無理です。それでも手間は最低限で押さえるようにしています。

 

手間を沢山かけても利益率が上がるわけではないんですよね。

 

最低限の管理だけはしておいて、あとはあまり気にせずにポジションを維持していけば利益は自然に増加していきます。

スワップ金利サヤ取り 目次

FX業者のスワップ金利差を利用した運用法、スワップ金利サヤ取りの連載です。為替リスクほぼゼロで利益を出していくのがこの運用法の長所です。2つのFX業者を使って行う運用法で、現在の通貨ペア別の最適組合せは以下を参考にされてください。

 

スワップ金利サヤ取り 現在の最適業者

 

確実性が高い分だけ、利益率は低くなるのですが、安全重視の運用をしたい方に合います。ただ安全性確保には基本事項を守っていく必要があります。まずは、以下の記事で基本事項の確認ができます。

 

2013/07/26 08:09:26
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