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FXオプションプレミアム取り 経過検証その4

前回記事:FXオプション プレミアム取り 経過検証その3で含み益は162,250円まで増加していました。それが今回含み益は84,350円です。

 

この含み益減少が起こった仕組みなどを記事にまとめてみました。

含み益84,350円大幅減少の理由

FXオプション プレミアム取り 経過検証その4

 

5月31日時点のFXオプション口座保有ポジション状況です。合計含み益は84,350円です。

 

前回との含み益変化を比較すると以下のようになります。

 

  • 豪ドル円プット・オプション売り 含み益78,000円⇒29,600円
  • 米ドル円プット・オプション売り 含み益84,250円⇒54,750円

 

大分減っていますね。

 

この原因は、ここ一週間で「米ドル円・豪ドル円がともに下落した」ためです。

 

米ドル円為替レートは、前回記事のときは111.260円でした。

 

この画像時点の米ドル円為替レートは、108.670円です。約1週間ほどで約2.5円下げています。

 

豪ドル円も同様に下げているため、含み益が減っています。

 

現在保有中の米ドル円プット・オプション売りの権利行使価格105円です。期日の8月10日時点で米ドル円が105円以上であれば最終的には104,650円の利益を受け取れます。

 

もしも、105円を割り込むような円高相場となった場合は利益が減っていき、米ドル円103.953で収支トントンとなります。それ以上の円高となれば損失が出ます(参考記事:FXオプションでの「スワップ投資の可能性とリスク」についての考察)。

 

円高となれば含み益が減り、円安となれば含み益が増加するのはFXと似たようなパターンになります。

 

FXオプションのプレミアム取りは、こういうパターンを繰り返しながら、日が経つにつれて時間的価値の減少により利益が増加していくことになります。

 

この流れを一文でまとめてみると以下のようになります。

 

円高となれば含み益が減り、円安となれば含み益が増加する、期日が近づくにつれ時間的価値減少とともに利益が増加していく。

 

FXのスワップ投資の「円高となれば含み益が減り、円安となれば含み益が増加する。日が経つにつれスワップポイントが増加していく」という流れと似たようなところがあります。

 

1週間程度の値動きでは、時間的価値減少による利益増加を感じるのは難しいところです。

 

それでも、こうやって定期観察していけば期日が近づくにつれて利益額が増加しているのを確認できるはずです。

 

利益の増え方・利益の減り方を観察しながら、安定して運用してくためのルール作りを進めています。

 

この2つのポジションは、最終的には最大228,450円の利益を得られる予定になっています。無論、大きな円高相場となればこの利益は削られていきます。現実の相場展開の中で具体的な対応策を考えていくつもりでいます。

 

絵にかいた餅とならないように、この運用法検証を続けていきます。

 

サクソバンクFX

2018/05/31


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