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ストラングル戦略 ストラドル戦略との比較でみた特徴

ストラングル戦略 特徴と使い方

ストラングル戦略は、ストラドル戦略とともにオプションの世界では超有名な戦略です。ストラドル戦略との対比で考えると理解しやすいと思います。ストラングル戦略の特徴とメリット・デメリットなどをストラドル戦略との比較で考察してみました。

ストラングル戦略

「コールオプション」「プットオプション」の両方で「売り」「買い」ポジションを同時に作るという点はストラドル戦略と同じです。

ストラドル戦略 ストラングル戦略

違うのは仕掛ける「権利行使価格」です。

 

ストラドル戦略は、「現在値に近い権利行使価格」でポジションを仕掛けました。

 

ストラドル戦略の仕掛け方

 

このページの一番上の画像では以下の仕掛けたケースを説明しています。

 

  • 現在値111.50円
  • 権利行使価格111.50円

 

ストラドル戦略は、現在値と権利行使価格がほぼ同じところで仕掛けます。これにより、上げでも下げでもそこから大きな動きがあれば利益になるのは難しくありません。

 

これに対してストラングル戦略は、「現在値から離れた権利行使価格」に仕掛けていきます。

 

ストラングル戦略の仕掛け方

 

同様に、仕掛けた部分だけ抜き出してみます。

 

  • 現在値111.00円
  • コールオプション権利行使価格 112.00円
  • プットオプション権利行使価格 109.50円

 

これによって、どんな特徴がでてくるのかを簡単にご紹介します。

ストラングル買いの特徴

先程のような権利行使価格でコールオプション・プットオプションの「買い」を仕掛けていくのが「ストラングルの買い」です。

 

この「ストラングルの買い」には以下のような特徴があります。

 

  • 小資金でできて最大損失が少ない。
  • 勝ちにくい
  • 大きく動くときに有効

 

大変動が予想されるときに小資金で勝負が出来るのが「ストラングル買い」の大きな魅力です。

 

小資金というのがピンとこないかもしれません。

 

先程の2つのページでストラドル戦略と比較すると、必要資金はの違いがわかりやすいと思います。

 

両方とも「米ドル円 1万通貨」での事例です。

 

  • ストラドル買い 8,060円
  • ストラングル買い 3,130円

 

両戦略ともに、「買い」ですのでこれが損失上限になります。なので、失敗した場合にはストラングル戦略の方が損失が少なく済みます。

 

ストラドル戦略は、同じ権利行使価格で仕掛けた場合、2つのポジションのどちらかでは少し価値が出ることもあるので全損ということは少ないです。

 

一方ストラングルの買いでは、権利行使価格が離れているため全損ということも珍しくはありません。

 

大きく変動すれば利益というのも同じなのですが、「勝ちにくさ」が違います。

 

  • ストラドル戦略 80,6銭以上動けば利益
  • ストラングル戦略 上げ約1.3円・下げ約1.8円以上動けば利益

 

仕掛ける権利行使価格などで、これらの条件は変化します。ただ、2つの戦略の大まかな特徴は以上のようなものになります。

 

期日まで1週間程度ですので、これくらい動くのはちょっとキツいところもありますよね。

 

必要資金や損失は少額で済むものの、利益は出しにくいのが「ストラングル買い」の大きな特徴です。

 

このストラングル買いは、基本戦略として「大変動しそうなときに小資金で勝負したい」というときなどに有効そうです。

 

博打的というよりは宝くじを買うのに近いという感じもします。

 

損をしても少額という気楽さがあるので、雇用統計よりも大きなイベント、例えば時期米国大統領選挙などで使えそうな仕掛けです。まあ、相場は先見性があるので予め予想されている大イベントに対してはボラティリティ上昇によってプレミアム値が上昇するなどという現象も起きます。

 

現実に使えるかどうかはその時にならないとわかりません。

ストラングル売りの特徴

「買い」と同様の権利行使価格で「売り」ポジションを作成するのが「ストラングルの売り」です。

 

ストラングル売りは、ストラングル買いの真逆のポジションですので特徴も基本的に真逆になります。

 

  • 利益少な目で損失は大きくなることもある
  • 勝ち易い
  • 大き目の往来相場でも有効

 

利益は少な目です。とっても勝ち易いのですが、不幸にも大変動相場が到来したときに逃げ遅れれば大きな損失を被る可能性があります。

 

作り方によっては、「10円くらい動いても利益になるポジション」も作れます。

 

あまりに利益が少ないポジションは万が一のリスクを考慮すると仕掛ける魅力が薄いのですが、大きく動いても利益が確保できるポジションであれば、うまく活用すれば手堅く利益を出すための手段にもなりえます。

 

次回は、ストラングル戦略でそういったポジションの作り方についても書かせていただきます。

FXオプション攻略 2018年版 目次

2018/09/12 08:22
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