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ストラングルの売り 長期往来相場で有効なFXオプション戦略

ストラングルの売りは、往来相場で威力を発揮するFXオプション戦略です。現在保有ポジションが期日となる来週以降、新規仕掛け検討している有力候補でもあります。どういう感じで利益を出すのかなどその特徴をまとめてみました。

ストラングルの売り 具体的な使い方(試案)

ストラングルの売りは、現在値よりも離れた「コール・オプション」と「プット・オプション」を両方とも「売る」ことで完成します。

 

具体的なレートで説明させていただきます。

 

下記画像は、7月24日現在の米ドル円FXオプションプレミアム表です。

 

ストラングルの売り FXオプション

 

左上と右下に薄赤色になった部分があるのが確認できるかと思います。この2つの売りポジションを作成することでストラングル売りができます。

 

画像だけだと見にくいので、具体的な数値を抜き出してみます。。

 

  • 米ドル円現在値:111.32円
  • 両オプションとも期日は9月26日
  • 左上:プット・オプション売り権利行使価格110.00円 プレミアム1.056
  • 右下:コール・オプション売り権利行使価格113.00円 プレミアム0.534

 

この2つのFXオプションはそれぞれ以下のような性質になります。

 

プット・オプション売り権利行使価格110.00円

 

米ドル円が期日の9月26日に110円−1.056=108.944円未満になると損失となるポジション。それ以上であれば利益となる。仮に米ドル円が110円以上であれば、10万通貨で1,056×10万通貨=10.56万円の利益となる。

 

米ドル円が111円や115円などでも利益額はこの10.56万円が最大となる。

 

コール・オプション売り権利行使価格113.00円

 

米ドル円が期日の9月26日に113+0.534=113.534円超になると損失になるポジション。それ以下であれば利益になる。仮に米ドル円が113円以下であれば、10万通貨で0.534×10万通貨=5.34万円の利益となる。

 

米ドル円が111円などでも利益額はこの5.34万円が最大になる。

 

この2つのオプションを同時に保有することで、期日まで何もせずにそのままにした場合以下のような状況になります。

 

  • 最上:期日9月26日に米ドル円110円〜113円の範囲内であれば10.56+5.34=15.90万円の利益
  • 米ドル円が110.00−(1.056+0.534)=108.41未満の場合は損失
  • 米ドル円が113+(1.056+0.534)=114.59円超の場合は損失

 

まとめると、米ドル円108.41〜114.59円の間では利益となるポジションです。

 

米ドル円が往来相場でこの範囲内に入ってくれれば良い訳です。

 

かなり分の良い勝負ではあるのですが、もう一工夫したほうが確実性は高まるかなと思っています。

 

米ドル円トレンド発生した場合の対処

 

米ドル円は、一定期間経過するとに大きく動く傾向のある通貨ペアです。動き出すと一気に10円程度という大きな動きをすることもあります。

 

そういう事態に対処するために、トレンド発生を判断したら「片方決済」します。つまり、米ドル円上げ相場開始となればコール・オプション売りを外します。

 

コール・オプションの売買としては損失になるかもしれませんが、ストラングルの売りとして同時に仕掛けたプット・オプションは米ドル円が上昇すればするほど最大利益となる公算が高くなります。

 

  • 往来相場が続けば、両方のオプションで利益を得る
  • トレンドが発生したら片方を損きりして、残ポジションの利益確保することで合計収支をプラスに保つ。

 

こんな形にするのが理想形です。

 

現在保有中のFXオプションポジションの期日は、来週水曜日の8月1日です。予定では、そこで104.650円の利益を得られます。

 

ストラングルの売りを仕掛けるかどうかは、このポジションが期日となってからの検討になります。実際の運用通貨ペアもまだ決めていはいません。米ドル円が有力候補ではありますが、豪ドル米ドルやユーロドルなどでも戦略として有効そうです。

 

気長な戦略ですが、勝ち易い戦略の一つとして活用していければと思っています。サクソバンク証券さんとのタイアップ企画は内容が新しくなりました。「口座開設+5万通貨売買で3000円」という内容で継続です。

 

サクソバンクFX

2018/07/24


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