FXオプション注文を出すための用語集
FXオプションで注文を出す際にでてくる用語についてのページです。FXでは聞きなれない単語が並んでいるのですが、慣れてしまえば大丈夫です。
FXオプション 注文画面をだすための最低知識
これが、FXオプションの注文画面です。通貨ペアが豪ドル円であることはそれ以外は、専門用語のオンパレードです。
それぞれの用語の意味などまとめてみます。
バニラ プット
バニラ=バニラオプション、プット=プット・オプション(売る権利)の意味です。
行使
権利行使価格の意味です。なので、権利行使価格84.5円のプット・オプションの注文画面ということになります。
満期日
このプット・オプションの満期日です。このプット・オプションは、2018年2月18日期日ということです。
行使方法
満期時の権利行使方法には「スポット」と「キャッシュ」の2種類があります。
- スポット:満期時にプット・オプションが一定の状態にあるときにポジションが建つ。
- キャッシュ:満期時には現金清算される。
一定の状態とは、プット・オプションがイン・ザ・マネーの場合です。イン・ザ・マネーというのは「利益が出ている状態」ということですが、あくまで「買い方が利益」という意味合いです。
具体的には、「買いで利益が出ている=権利行使価格で売りポジション」か「売りで損失=権利行使価格で買いポジション」となります。売り方は損失でポジションがたつため、混乱されないようにしてください。
プレミアム
このオプションの代金です。画面では、10万通貨分で37,200円となっています。
損益分岐点
このプット・オプションを買った場合、利益が出始める水準です。プット・オプション買いは「下がると利益」ですので、この84.13円よりも下がれば純粋に利益になるという意味になります。
この計算式は、「権利行使価格(84.50円)ープレミアム(0.37円)」です。
以上です。ここまで理解しておくと注文は出せると思います。