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両建てスプレッドコスト2倍の件について

スワップポイントサヤ取りに興味がある方より「両建てによるスプレッド」の質問をよく受けます。この部分は、誤解されている方が多いため記事にまとめさせていただきます。

両建てのスプレッドコスト

豪ドル円での両建てコストはどれくらいになりますか?

 

豪ドル円両建てをスプレッド0.9銭のヒロセ通商と0.7銭のDMMFXでやった場合、両建てによるスプレッドコストは、ポジション作成時にレートが全く動かずに約定したと仮定すると(0.9+0.7)×2=3.2銭となると思いますがいかがでしょうか

 

この場合、ポジション作成時にレートが全く動かずに約定したと仮定すると0.9+0.7=1.6銭ということになります。

 

スワップポイントサヤ取りは、2つのFX口座を使ってスワップポイント差を利益に変えていくという投資法です。為替変動リスクがほとんどなく手堅く利益を増やしていけるのですが、日々の利益は僅かです。そのため、各FX口座のスプレッドを埋めるまえでかかる日数が把握しておくべきポイントの一つともなります。

 

往復売買と両建てということもあって、2社の合計スプレッドの2倍のコストがかかると思っている方が案外多いようです。実際、私も最初は同様に考えていて混乱したころがあるので、その気持ちは痛いほどわかります。

 

この辺は、実際のレートを使って計算してみるとご納得いただけるかと思います。

 

DMMFX 豪ドル円レート

ヒロセ通商 1

 

ヒロセ通商 豪ドル円レート

ヒロセ通商 2

 

この為替レートでポジションを作成して、そのまま決済したら損失がどれくらい出るかを計算すると両建ての往復売買でかかる費用が計算できます。ここで混乱されている方は、ご自身でも手計算でやってみてください。

 

DMMFX 売り⇒買い決済のコスト計算

  • 売りポジション 100.952円
  • 買い決済値  100.959円
  • 決済差額   0.007円=0.7銭

 

ヒロセ通商 買い⇒売り決済のコスト計算

  • 買いポジション 100.928円
  • 売り決済値  100.919円
  • 決済差額   0.009円=0.9銭

 

両建て合計差額:0.7銭+0.9銭=1.6銭

 

スワップポイントサヤ取りの両建てといっても分解してしまえば、各ポジションを作成して決済する取引が2つという単純なものになります。その売買でかかるスプレッドも、単純に2社のスプレッドを合計するだけのもので済みます。

 

往復売買だからスプレッド2倍と考えてしまったりして混乱してしまう部分でもあります。

 

参考までに、2014年11月現在この2社の豪ドル円でのスワップポイントはヒロセ通商+85円・DMMFX-62円となっていて差が23円あります。1.6銭=160円ですので、スプレッドコストを埋めるまでの日数計算は以下のようになります。

 

160÷23円=6.956=約7日

 

約一週間の両建てポジション保有でスプレッド分をスワップポイント差による利益が埋めてくれることになります。こういう感じで利益を積み上げていくのが、スワップポイントサヤ取りです。

 

両建てなので、豪ドル円がどれだけ下がろうと上がろうとポジションを維持しているうちは為替損益の増減はありません。手堅すぎる投資法ではありますが、出来るだけリスクを抑えて行う運用法として使うと良いかなという気がします。

 

私はそんな気持ちでやっています。

 

スワップポイントサヤ取り(異業者両建)の低リスクなやり方 運用成績とルール詳細

スワップポイントサヤ取り 参照ページ

スワップポイントサヤ取り運用については以下も参考にされて下さい。

スワップポイントサヤ取り(異業者両建)の低リスクなやり方

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2014/11/14


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