利益確定後のドルコスト平均法
ドルコスト平均法で利益確定後は、その資金を再投資することになります。その時の留意事項についてまとめました。
純ドスコスト平均法利益確定後の再投資タイミングについて
利益確定した資金を再投資 するタイミングは、どのタイミングで投入することをお考えでしょうか?
純ドルコスト平均法で目標値まで上昇したら利益確定を行います。利益確定した資金は、再び再投資をすることになります。この時の再投資の仕方はケース・バイ・ケースとなります。
一つだけ確実なことがあります。
それは、「再投資資金は必ず分割する」ことです。
ここは重要な部分ですので補足させて頂きます。
まず、大前提として「純ドルコスト平均法での利益確定タイミングは投資対象通貨が相当の高値圏にある」ことがあります。買値から15〜20円くらいの上昇を目安の利益確定をするので、その水準は普通に考えて一旦下げそうな場面が多くなります。
再投資資金をそこで一気に投下する愚は避けます。
大きな利益確定をした後というのは気持ちも大きくなりがちです。それ故、ちょっと押し目があると「よ〜し、再び買い場到来」という気持ちにもなり易いものです。この時に全額勝負して、その後に大きく下げるような事になれば、その後のドルコスト平均法積立が苦しい状況となることは容易に想像できます。
こう書くと、「こんなバカなことはしないよ」といいたくなるかもしれません。実際、2016年現在のように、利益確定まではまだ余裕があるというときはそういう気持ちになっても当然です。
でもですね。
相場が盛り上がってきて「上昇するのが当たり前」という時期になると人の気持ちは変わるものです。ちょっと下げただけでも、「ここが最後の買い場かも」なんて思ってしまうものなのです。それがうまくいくこともあるのですが、当然ながら大失敗の元になることもよくあります。
私の純ドルコスト平均法では、その愚は売買ルールにて排除します。分割は、最低でも3分割以上と考えています。
再投資資金を必ず分割することで、高値圏で一気に買う可能性を無くします。買い平均値を高くし過ぎないように配慮しながら、毎月の積立を何十年でも続け、資金を増やし続けていくためです。
誰もが同じようにやって成功できる運用法というのは、世の中にはなかなかありません。その視点でいくと、この純ドルコスト平均法は、毎月の積立状況を記事にまとめながらやっていくので私とほぼ同じ形で資金を増やしていけます。
1000万円・1億円・10億円と目標は人それぞれですが、みんなでニッコリ出来る形で続けていければと思っております。