NISA口座 2017年の状況
NISA活用も早いもので3年経過して4年目に入りました。NISA期間は5年間ですので、初年度運用分は来年末でNISAメリット適用が終了して通常の株式特定口座に移されることになります。これからも、このメリットをしっかりと活用していくつもりです。NISA口座全体の運用成績推移などは以下のページで今後も更新予定です。
私のNISA口座 積立複利10%で運用中
私のNISA口座状況です。毎年100〜120万円の限度範囲で株式購入をしてきました。一番上の「NISA投資額」限度額に随分足らなく感じるかもしれませんが、これは米国株など外国株を買ったときの特徴でもあります。
これは、米国株を買うときには、注文を出すときに「為替変動の影響を含めた範囲」でしか注文を出せないためです。
米国株は、株式の購入資金は米ドルで行います。このため、注文成立してから為替相場が大きく動いてNISA枠の120万円をはみ出すようなことがないようにシステムが設定されています。
こんな事情により、日本の株式であれば120万円ギリギリの約定をすることが出来るのですが、米国株など外国株の場合は限度額よりは5万〜10万円くらい少ないくらいで運用する形になります。
まあ、この端数部分もあとで追加注文出せばもうちょっと買えるんですけどね。この辺は、ズボらな性格がそのまま出てしまった形になっています。
投資合計 |
資産合計 |
利益+配当金合計 |
単純利益率 |
---|---|---|---|
4,184,774 |
5,138,459 |
953,685 |
22.78% |
- 資産合計は、元金+含み益+配当金の合計額です。
- 単純利益率計算式:(利益+配当金合計)÷投資合計
投資元本は、約420万円が513万円くらいまで増えています。利益合計はあとちょっとで100万円になるところまですね。
4年間合計の投資元本に対する単純利益率が22.78%ですが、4年前の100万円と今年の100万円では産み出している利益額が大きく違ってきますので、積立複利で計算する方が現実的かもしれません。
この表の4年目のところでみると、10%複利のところの5,872,249÷4,800,000=22.3%が22.78%に近い数値です。
このことから、私のNISA口座の積立複利利率は約10%くらいになっている模様です。
NISA口座は、基本的に売買をせずにずっと保有し続ける形でやっています。たまに口座をみるだけなので、管理の手間はありません。
それでも10%複利というのは有難いことです。
運用年度別にみると初年度2014年がもっともよいです。約100万円の元金が約150万円と1.5倍くらいになっています。投資したのは、バンガード スモール キャップ ETF(VB)です。
2014年度分は、このまま売らずに保有していけば再来年の2019年にはNISA口座から特定口座に移ることになります。その場合、取得単価は2019年の移管時の株価となります。つまり、売却しなくてもそれまでの値上がり益に対する分については非課税が確定できることになります。
売却しなくてもNISAの非課税メリットを受けれるのはとても助かります。NISA制度は、なかなかよくできた制度です。これからもしっかりと活用していきます。