スワップ金利と初期インフレ 日本のシナリオ<

スワップ金利と初期インフレ 日本のシナリオ<

スワップ金利目的でFX取引を行っている方は今後に少し注意が必要です。

これらの状況が今後日本でおき易くなります。
円高になって日本の金利が上昇するのですからスワップ投資への影響は大きいですね。

スワップ金利と初期インフレ 円高になるとスワップ金利が減る

スワップ金利は円高になるだけで減る仕組みになっています。
これは、金利の変動が全く無くてもそうなります。
例えば平成20年2月21日現在の豪ドルスワップ金利はこうなっています。

165円は大体こういう計算で算出されています。

  • 日本と豪の金利差=7%−0.5%=6.5%
  • 1万豪ドルの日本円換算:992,700円
  • 1年間の6.5%分の1日分の利息:992,700円×6.5%÷365=約176円

*これは非常に簡略化した計算式です。実際にはもっと複雑です。
実際には金利の微妙な動きや何時の為替相場を使うかなどによって違ってきますので10円程度の差はでます。
ただ30円や40円という大きな差はつきづらいと思って下さい。

これが仮に1豪ドル=90円に円高になったとしましょう。
そうなるとこうなります。

  • 日本と豪の金利差 6.5%
  • 1万豪ドルの日本円換算:900,000円
  • 同1日分の利息:900,000円×6.5%÷365=約160円

為替相場が円高になるだけで計算上のスワップ金利が176円→160円に変動しました。
円高になるだけでスワップ金利が減る仕組みがご理解頂けると思います。

スワップ金利と初期インフレ 金利上昇でダブルパンチ

スワップ金利は日本の金利と外国の金利が開いているために発生します。
初期インフレは日本の金利を上昇させます。
そのため、日本の金利上昇は外国との金利差を縮小させます。

金利差が縮小すればスワップ金利が減っていく事になります。
上記の例で説明をしましょう。

  • 日本と豪の金利差 7%−0.5%=6.5%
  • 日本が金利を0.5%引き上げて1%
  • 日本と豪の金利差 6%に縮小
  • スワップ金利減少

今後、豪に限らずこういうケースが増えてくるはずです。 スワップ投資をする方は今後のこの可能性を覚悟しておく必要があります。

スワップ金利と初期インフレ それでもスワップ投資は魅力的

スワップ金利が減って円高になるならFX取引から手を引こう。
そう思ってしまった方もいるかもしれません。
でも私はスワップ投資を今後も続けます。

それはこういう理由があるからです。

  • 円高になり易いといってもそれほど激しく円高にはならない
  • 日本の金利が上昇といっても2%程度まではスワップ金利はかなりある。
  • スワップ金利が高い内は4〜5円程度の円高はスワップ金利の累積で吸収出来る
  • 日本の最悪のシナリオの可能性もある。その場合FXは最高の防衛策になる。

最後の日本の最悪のシナリオは次の項で説明させて頂きます。

参考:インフレーション・スダグフレーションに強いのは資源国。資源国通貨をFXで売買するか、資源国の株式売買をCFD取引する方法の2種類あります。一つの口座で両方出来る業者がエフエックスオンラインです。CFD取引をするのに改めて口座開設先を探す必要がありません。今はCFD取引に興味が無くても、将来のインフレ社会の準備をいずれするつもりであればこの業者はオススメです。FX取引では、大手のFXオンラインですが、様々な仕組み作りを続けている業者でもあります。

外国為替証拠金取引(FX取引)の基礎 目次



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