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住宅ローン 審査の緩い銀行の探し方

先日中古住宅を購入して引越をしました。今回の住宅購入は、私としては3回目となります。今回は、住宅ローンでちょっと苦労しました。私同様、専業トレーダーに近い方で将来住宅購入を検討している方や住宅ローンを通りにくい方には参考になるかもしれないので、今回の事例をご紹介させていただきます。

FX・自営業などキワドイの方の参考に

これまでの3回住宅ローンを、苦労の度合いでまとめるとこんな具合になります。

 

  • 1回目:サラリーマン時代に中古万ション購入。住宅ローンは当時の最高条件でスンナリいく。
  • 2回目:サラリーマンやめたばかりの私では住宅ローン通らず、妻名義で申込み。条件は悪かったのですがやむを得ず契約。
  • 3回目:決算状況が芳しくない一人法人で申込み。ネット申込みのフラット35でなんとか契約。

 

3回目となる今回の住宅ローンは、いろいろと経験させて頂きました。今回の話は、FX税金連載で書いた下記記事の続きです。

 

参考:住宅ローンと専業トレーダー 所得1000万円以上でも評価ゼロの現実

普通の住宅ローンは全てダメだった

最初に相談したのは、結構な預金を預けてあった銀行でした。でも、そこは電話で相談した際に「それはダメですね」と審査さえも無駄という返事でした。

 

実は、その銀行には今回の住宅ローンで借りた金額以上の預金を預けてあります。「それを担保にしてもいい」と伝えても「そういう問題ではないんです」ということで相手にはしてもらえなかったのです。

 

私が住宅ローンを使い堅かったのは、「低金利時代の恩恵とインフレ時代の対策」を同時にしたかったためです。手元に住宅購入の資金があっても、それを借り入れで賄うことでその資金は運用して利益をうみだすことができます。現在の低金利であれば、運用でそれ以上の利益を出すことは簡単にできます。

 

しかし、目論見通りにはなかなかいかないものです。

 

次に申し込んだのは、某銀行です。最初の段階で、「通常の手数料+保証料約40〜70万円」という形であれば通りそうだというアドバイスに従い、申し込んでいます。

 

これは、審査申込みはできたもの審査に落ちました。

 

決算書の内容が悪いというのが理由のようなのですが、通常1週間かかると言われた審査がたった3日で結果がでるというとてもあっさりしたものでした。

 

当然かもしれませんが、落ちた理由はあまり詳しくは教えてはくれませんでした。審査結果があまりに早かったので「審査に値しない」と思われたのかもしれません。

 

私としては「保証料が高すぎる」ということに不満もあったので内心ホッとした部分もあります。でも、ここまで簡単に審査落ちした現実には少々落ち込みました。希望の光を与えてくれたのが「固定金利 フラット35」です。

フラット35に救われる

住宅ローンに絶望しかかっていた時、某住宅メーカーの営業万から「フラット35なら通るかもしれない」というアドバイスを頂きました。その後にいろいろと調べてみたところ、完全に正しいかどうかの自信はないのですが、フラット35には以下の特徴があることがわかったのです。

 

  • フラット35は、取扱金融機関によって審査基準や手数料などが大きく違う(金利は同じ)。
  • フラット35は、銀行に比べ審査が緩めらしい。
  • フラット35は、1度落とされると2年間は他の金融機関でフラット35を申し込んでもダメ(通常の住宅ローンは、A銀行で落とされてもB銀行で通ることがあるのですがフラット35は、それがないそうです)。
  • ネットでの仮申込は何行でもできる。ただし、窓口での申し込みはそのまま本審査になるので1行のみとなる。 
  • ネット申し込みは時間がかかるのが欠点。

 

これらの特徴からこう考えました。

 

 「私にとって審査が緩めの銀行を見つければ通せるかもしれない」

 

ついでに「手数料も安い」という条件もつけて探し始めたのです。まあ、結局審査が通りそうなところが1行しかなかったので「手数料も安い」なんて贅沢は言ってられなかったんですけどね(苦笑)。

 

フラット35はどこでも同じ金利なのですが、融資時の手数料に数倍の差があります。審査に通りそうな方は、しっかりと比較されることをおすすめいたします。

自分にとって緩めの銀行の探し方

まず申込みは「ネット申込」に絞ります。

 

窓口申し込みは手間なく手軽にできるのですが、「フラット35」で一度落とされてしまえば、他の銀行でも「フラット35」を申込むことができなくなる可能性があるからです。審査の緩い銀行探しは、以下の手順でやりました。

 

  • ネットでフラット35を扱っている金融機関数か所に申込みをする。
  • 軽い事前審査(年収などの条件を満たしていればほとんど通る)。
  • 数日後、フラット35の必要書類が送られてくる。

 

ここからちょっと手間がかかります。

 

この手順で送られてきた必要書類の内容をしっかりと読みます。融資実行の流れを把握するとともに提出書類をしっかりと比較します。当然ながら、申し込む金融機関は1か所だけとなります。必要書類はいろんなところから取り寄せますが、次の審査に提出する1ヵ所を選ぶためにしっかりと比較します。

 

銀行の審査は表には公開されていませんが、「どういう項目を審査するのか」は提出必要書類にヒントがあります。ここも銀行によっていろいろな違いがあります。

 

  • 過去の確定申告資料3年分必要とする所と2年分で良い所
  • 決算書の必要な銀行と不要な銀行

 

これ以外にも、いろんな違いがあります。

 

この辺の違いは、自営業の方など毎年年収が大きく上下するような職業の方には重要です。しかも、ここら辺は表向きの金融機関HPでは確認できないところもあります。

 

この違いは、私も某銀行に申し込んだ際に知りました。提出書類がHPと違っていたので電話して質問したところ「申込人の状況によって必要書類が違ってくる」との回答だったのです。

 

なので、私のように住宅ローン審査がキワドイ方は、手間はかかるのですがHP確認ではなく1件1件ネット申込をして必要書類を取り寄せる必要があります。こんな感じで「決算書不要」の銀行を見つけ出して申し込みをしました。

 

残念ながら、第一志望だった「手数料が格安」のところは決算書必要だったため見送っています。

無事融資実行

時間も手間もかかったのですが1週間ほど前に無事私の融資は実行されました。某銀行であった保証料40〜70万円という条件もなく、融資金利も当初5年間は0.68%・その後15年間は1.28%です。固定金利なので今後のインフレ対策ともなるので、私にとっては最高の条件です。

 

一般のサラリーマンの方は、住宅ローンで私ほど苦労することはありません。ただ、専業トレーダーだけでなく非正規雇用の方も増えています。もしかするとちょっとは参考になるかもしれません。

 

何かのお役に立てば幸いです。

FX税金2015 目次

連載FX税金2015の目次です。

 

 

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FX税金最新情報

2015/11/28


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