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驕兵必敗 FXで勝ち続け税金を払い続けるためにすべき事

視点を変えれば、毎年税金を払い続けているということはそれだけ運用技術が向上し安定しているということでもあります。税金を払うというのは楽しいものではありませんが、毎年税金で悩めるように運用技術をしっかりと磨いていければと考えるようにしています。

税務署がやってくるタイミング

「税務署来るかと稲荷に聞けば、どこの稲荷もコンと鳴く。」

 

相場で巨大な利益を得て、万全の税務署対策ができているときには税務署は来ない。税務署が調べるのは、相場で負けたあとである。儲けている時は運勢が強いから税務署もこれを避けている形になる。 〜 相場喜怒哀楽より

 

これが、昔からよく言われている「税務署がやってくるタイミング」です。絶好調の時は案外来ないもので、不思議と大きくやられているような時期にやってくることが多いようです。

 

税務署さんは、やってくる時点では既に「脱税ネタ」は確保しているため、抵抗しても無駄な事が多く過去3年くらい遡って課税されることになります。

 

こういう特徴もあり、FX運用が安定してきて利益路線の軌道に乗った投資家を悩ませ続けるのが税金です。

利益を出す前からの税金対策が大切

利益がでればでるほど、サラリーマンの方の中などは給与収入よりもはるかに高いFX税金に「計算違いではないのか?」と思ってしまうかもしれません。

 

連載中も書きましたが、税率20.315%というのは実はかなりの重税です。

 

参考:専業トレーダー自営業のFX税金 負担率でわかった重税の仕組み

 

現在、既に年収1200万円以上という高額所得者であればそれほど違和感はないかもしれませんが、日本人の平均年収レベルの方にとってはかなり重く感じるものです。

 

FX税金対策は、利益がある程度確定する時期からできるもので大きな効果があるものはあまりありません。

 

だからこそ、「利益を出す前からの税金対策」が大切になります。対策と言ってもいくつかの種類があります。

 

まずは「税金を払わなくても良い範囲に徹する方法」です。連載では2つ紹介しました。

 

 

専業主婦の方など、税制上のメリットを享受しながらお小遣い程度の利益で良ければこの方法がリスクも低く手堅くできるだろうと思います。

 

でも、ほとんどの方は「本格的に稼ぎたい」とお考えのはずです。そういう場合は、無税の範囲という発想は完全に捨て去る必要があります。その上で「税金を減らせる対策」をやっておくのが良いです。

 

 

念のために書いておくと「ふるさと納税」では納税額は減らせません。ただ、ほぼ同じ納税額で特産物などを頂き得をしようという趣旨です。

 

そして、これらの節税対策を有効にするには当然のことながら「利益」をしっかりと出す必要があります。

運用技術が安定してから注意すべきこと

驕兵必敗 FX

運用技術がしっかりと身についてくれば、年間を通じてマイナスとなることはほとんどなくなっていきます。

 

 

「ドルコスト平均法」と「資産倍増計画」は、損きりはしないので利益額がこれまでの総額となります。

 

これらの運用法で、マイナスとなったのはサヤすべり取りの平成20年の収支のみです。この年はいわゆる「リー万・ショック時」だったのですが、この年でも既に実施中だった「資産倍増計画」口座ではマイナスは出していません。

 

今後もルールをしっかりと守ってやっていけば、利益を出していけるだろうと思っています。

 

ただ、相場運用には絶対というものはありません。運用技術が安定してきても負けることはあります。その原因となるのは「驕り・油断」です。

 

「盛者必衰 驕れるものは久しからず」

 

平家物語にもあるこの一節は、相場運用で勝ち続けるためにも大切です。もっと簡単に四文字熟語にしておくほうが覚えやすいかもしれません。

 

「驕兵必敗」(キョウヘイヒッパイ)

 

いかに優秀で高い技術をもっていても、驕ってしまえばおしまいです。日々1分程度の作業といえど、さぼらず基本に忠実にやっていかなばなりません。

 

これからも、静かにゆったりと利益を出し続けていき、しっかりと納税をしていければと思っております。


FX税金2015 目次

連載FX税金2015の目次です。

 

 

FX税金に関する記事は下記にてまとめてあります。

 

FX税金最新情報

2015/10/14


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