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勝者の鉄則 FX投資家が1月に必ずすべき事

絶好調の後で大損、そして税金がとどめを刺す。そんなパターンは昔からよくあります。この破滅を避けるために1月に必ずやっておくことがあります。大したことではありませんが、これで最悪の破滅を免れることができます。

大儲けした人によくある話

今年はついていない。

 

昨年はFXで1億円利益を出した。

 

でも、今年はついていない。

 

2月までの2か月間で昨年の利益分を吐き出してしまった。

 

既に1億円以上飛ばしてしまった。

 

これで、プラスマイナスゼロだ・・・・。

 

さて、「それは、おかしいよ!」と思った方もいると思います。

 

この方は、何か見落としていますよね?

 

何を見落としているかお気づきでしょうか?

 

ここまで読んで「プラスマイナスゼロじゃあ済まないぞ!」と気づいた方は流石です。

 

その通りです。

 

この方の身にはこれから大変なことが起きるかもしれないのです。

 

それは「約2000万円の税金」です。正確には、2031.5万円くらいですが、ここでは大雑把に2000万円とさせてください。

 

この方の手元にまだ2000万円残っていれば納税はできるかもしれません。でも、既に手元には2000万円ないかもしれませんよね。そうなると、納税のために借金をしたり分割納付を税務署に依頼することになります。

 

「こんな話、聞いたことないよ!」
「ただの作り話だろ!」

 

こう思った方もいるかもしれません。

 

でも、この手の話は珍しいものではありません。特に、相場で大儲けした方の間でよくある話なのです。そもそも「本当に相場で大儲け」という人自体、周りにそれほどいるわけではありませんので、聞いたことがないだけです。

絶好調のあとが要注意

人生には運不運というものがあります。相場においても同様で、調子が崩れだすと、損の垂れ流しのようなことも起きます。

 

私も、過去には損ばかり続いていやになった時期もあります。こういう時期は何かに憑りつかれたように損が増えていくことがあるものです。

 

既に、FXや株式投資で経験した方もいるでしょう。ついていない時は信じられない程うまくいかずに不幸が重なります。この絶不調期でよくあるパターンがこれです。

 

「絶好調のあとに絶不調となりやすい」

 

「今までで最高の利益」なんて後に調子を崩してしまうというパターンが多いのです。相場師や先輩トレーダーの話を読んでいても、よくあります。現役トレーダーで有名なところでは、秋山氏が「5億稼いだあと、全く勝てなくなった」という事例もあります。

 

参考:秋山昇氏 Profile

 

ここの累計収益をみて頂くとその推移が確認できます。現在は、売買を再開しているようです。私は、証券万だった時期にもこの手の話は何度も聞いたことがあります。

 

だからこそ、「1月に必ずすべき事」を厳守するようにしています。

勝者の鉄則 1月に必ずすべき事

1月に必ずすべき事、それはこれです。

 

「納税資金は運用資金から完全に分離する」

 

細かい計算をする必要はないです。私は、単純に「利益の20%」を銀行預金の定期預金にしてしまいます。普通預金口座に入れておくと、ついついFX口座に入金したくなるので拘束力のある定期預金にするのです。

 

  • 利益2000万円なら400万円
  • 利益1000万円なら200万円
  • 利益500万円なら100万円

 

こんな具合です。

 

「なんだ、そんな事か」

 

こう思った方が多いかもしれません。そうなんです。大したことではな いんです。でも、これを徹底するだけで翌年大損しても納税ができなくなるという最悪の事態は防げます。

 

不測の事態に備えるためにも、「納税資金は完全分離」は徹底するようにされることをおすすめいたします。

FX税金2015 目次

連載FX税金2015の目次です。

 

 

FX税金に関する記事は下記にてまとめてあります。

 

FX税金最新情報

2015/10/12


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