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スワップポイント変動への対応

スワップポイントサヤ取りのリスクの一つがスワップポイント変動です。この現象が起きても慌てずに対処していきましょう。

スワップポイント変動の一例

スワップポイントサヤ取りのリスクの一つに「スワップポイント変動」があります。例えば、現在大きな利回りが期待できるNZドル円をみてみましょう。

 

参考:スワップポイント比較最新版

 

2015年8月4日時点での比較表です。NZドル円をみて頂くと、両建てにすることで大きなスワップポイント差利益が狙えることがわかります。

 

  • 買い:ヒロセ通商 90円
  • 売り:FXプライム byGMO ー58円
  • スワップポイント差利益   32円

 

スワップポイントに変動が無ければ、1万通貨両建てにすることで、で32円のスワップポイント差利益が発生することになります。NZドル円でここまでのスワップポイント差が開くのは久しぶりです。

 

とはいえ、永遠にこの好環境が続くわけではありません。

 

スワップポイント差が拡大する時期があるということは、スワップポイント差が縮小する時期もあるということです。場合によっては、スワップポイント差が逆転することもあります。

 

利益がつみあがった後であれば、この辺が決済の時期となります。

 

ただ、運悪く両建てポジションを作ったばかりの時にスワップポイント差が逆転するということもあります。逆転すれば、両建てポジションを保有し続けるだけで日々マイナススワップポイントが発生するというとても嫌な状況となります。

 

こういう時の私の対処法は、大体決めています。

まず数日様子を見る

スワップポイント変動

スワップポイント差が逆転して利益が出なくなったとしても、まずは慌てないことが大切です。

 

逆転したとしても、毎日マイナスになる金額はそれほど大きいものではないからです。この逆転現象は数日〜数週間で戻ることもよくあります。

 

逆転幅や変動の仕方にもよるのですが、少しの期間保有したままにしておき次の対処法を考えます。最終的に損きり決済にすることもあります。それでも、気にするほどの損失にはなりません。

 

次のチャンスを待って仕掛けていけば取り返せます。

 

やってはいけないのは、「片方のポジションを残すこと」「チャンスでもないのにすぐに次の両建てポジションを作ること」です。

 

「片方のポジションを残すこと」でよくあるパターンが、利益の出ているポジションを決済して損失の出ているポジションを残す形です。これは、絶対にやらないでください。
損失の貯まったポジションを残すと更に含み損が増える方向に相場が動いてしまうことだってあるからです。

 

特に、税金のかからない範囲でスワップポイントサヤ取りをするのであれば、利益を大きく出すのもいけませんが損失を大きく出すのはもっと困ります。損失の出た年に損失繰越をしても、翌年大きな利益を出せば通常は税金をトータルゼロ円にできてハッピーエンドです。

 

しかし、扶養控除のままでいたい方はその年の利益額が大きいと扶養控除からはずれて健康保険料の負担が新たに発生する可能性もでてきます。

 

扶養控除の範囲内でのFX投資は、利益の出しすぎはもちろんですが、損失繰越もできる限り避けるほうが得策です。この点は、十分にご注意くださいませ。

 

そして、もう一つが「チャンスでもないのにすぐに次の両建てポジションを作ること」です。これには詳しい説明は不要かもしれません。

 

損きりになって次のポジションを急いで作る時というのは、気持ちが焦っていることが多いものです。この心理状態は、当然ながら失敗の上塗りを誘発しやすいものでもあります。

 

こういうパターンの失敗だけは、避けてください。

 

私のスワップポイントサヤ取り今年の運用成績は、今のところ勝率100%(両建て決済合計でプラスになれば勝ちとしています)です。両建てによる為替変動リスクを抑えていく手堅いやり方ですので、慣れてくれば負けることはあまりなくなります。それでも、突発的なスワップポイント変動でトータル損きり決済となることもあります。そんなときでも、慌てずに対処していけば年間でトータル利益としていくのは難しいことではありません。

 

基本ルールを守り、無理のない運用で利益を積み上げていきましょう。

 

スワップポイントサヤ取り(異業者両建)の低リスクなやり方


FX税金2015 目次

連載FX税金2015の目次です。

 

 

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FX税金最新情報

2015/08/05


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