豪ドル大暴落に有効な一手 オフセット注文
豪ドル大暴落に有効な一手 オフセット注文
1ヶ月ほど前に豪ドルは86円台まで暴落気味に落ちていました。その後に急上昇して94円台まで急上昇してきています。こういう暴落暴騰の動きは豪ドルでよくある値動きの一つです。この間大きめの買いポジションを持ち続けて涼しい顔をしていられた方は少なかったと思います。私は幸いポジションは少なかったので暴落相場で気をもむことはなかったのですが、逆にそのあとの上昇相場では怖くて手が出せませんでした。
このオフセット注文があれば勝負ができたかもしれない。
負け惜しみですが、そう感じます。オフセット注文は25日からリアル口座でも使えるようになります。
この暴騰暴落の波はよく起きる現象なのですが、波に乗るのはなかなか出来ません。暴落をやり過ごすことは出来るようにはなるのですが、暴騰にのるための勝負は私の技量ではまだまだです。このオフセット注文を活用していくとやり易くなるという気がします。今後いろんな局面でこのオフセット注文は使っていけそうです。
このオフセット注文は、トラリピと同様に特許出願中という注文方法で、私が「あるといいなぁ」と思っていたものの一つです。
暴騰暴落相場で勝負にでたいときに完全に逆に動いてしまったときの損失限定などにも使えます。ここ2週間の間、デモ口座で使ってみたのですが、大きく逆に動いたとでも「いくら逆に動いても損失は限定される」という独特の安心感がありました。そのデモ口座ポジションは、その後に値が戻ってきて利益確定しています。
「買いでいきたい。でも、暴落の可能性もある。上がるとしても、一時的に大きく下げかもしれず、ロスカットの設定が難しい」
例えば、こんな時に買い注文時にオフセット注文を設定します。
仮に手数料が1万通貨で1.5万円とするとどこまで暴落しても損失はその手数料が上限となります(この手数料は相場環境によって変化します。おそらくボラティリティが影響しています)。
ここも重要なポイントです。
仮に、オフセット注文で1万通貨1.5万円の手数料を払ったとしましょう、。
これは、逆指値で1.5円で1回損きりされたのと同じです。
でも、暴落相場などは、買値から一時的に3〜5円下げてから元に戻ってまた暴落などの激しい往来相場動がよくあります。調度今回の豪ドルの値動きです。
私も経験ありますが、これ積み重なるとかなり痛いですよね。でも、設定しておかないときに限って暴落して大損したりするんですよね。
オフセット注文の場合には設定された期間(例えば1ヶ月)の間は何度暴落しようと損きりは発生しません。 そして、値が戻ってきたときには利益確定も可能です。
ただ、手数料は必ず取られるのでそのコストは発生します。大き目の値幅を狙うスイングトレードなどに向きます。
オフセット注文は、大損を防ぐための防波堤となってくれそうな注文方法です。私は、来週から自作EAのシグナルを使って売買を始めます。
大きく動いたときに逆張りでポジションを作るEAです。1ヶ月に1回程度のゆるやかなシグナルで大きく利益が取れるのですが、損きりも大きくなる傾向があります。
この損きり額を効率的に減らす手段としてオフセット注文を使います。
MT4のバックテスト結果をもとにオフセット注文を入れたときの収支を豪ドルで概算計算したところ損益グラフが安定しました。ただ、あくまでバックテスト、机上の計算にすぎません。これを通常のMT4で動かした場合とそのシグナルどおりにオフセット注文を使った場合で収支がどう違うカなどを比較していく予定です。
来週の豪ドル売買
今週は、豪ドルポジションを増やしています。来週以降、もっと積極的に攻める可能性があります。動き出した波が本物かどうかを感じながらポジション操作をしていく予定です。
売買があればお知らせします。
運用成績状況 前回から本日までの公開口座収支
運用法名 |
利益額 |
---|---|
豪ドル 亀千人投資術+場帖・グラフ |
1,280円 |
サヤ取り |
0円 |
資産倍増計画 |
895円 |
純ドルコスト平均法 |
114円 |
スワップポイントサヤ取り |
500円 |
合計損益 |
2、7890円 |