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価格変動は繰り返す

価格変動は単に過去の繰り返しである〜ジェシー・ローリストン・リバモア

 

FXを始めとする投資業界は、歴史は繰り返すという言葉がピッタリとはまる典型的な分野です。しかし、価格変動は繰り返すと誰もがわかってはいてもなかなか掴めるものではありません。価格変動パターンを搭載したFXツールも各種登場してはいますが、精度は高くありません。100年以上前のジェシー・ローリストン・リバモアは、この価格変動の繰り返しをどうやって掴んでいたんでしょうね。

ジェシー・ローリストン・リバモアに学ぶ場帖の意味

リバモアは、多くの失敗を繰り返し何度も大成功をした投資家です。倒れても倒れてもそこから学び起き上がる姿は、自分が苦労した時期とも重なり涙も出ます。彼は、成功の仕方が半端でないせいか、失敗の仕方も半端でないんです。3回結婚していたりして私生活も半端ありません。

価格変動 繰り返す

彼が最終的にたどり着いた運用法が、場帖記入によるやり方でした。場帖と言っても、私たちが描いているものとはちょっと違うのですが、毎日値を記入して売買判断をそこで終わらせてしまうという点では共通しています。その場帖中心としたトレードにより、価格変動の繰り返しをどうやって掴んでいたようです。

 

彼は1907年の30歳のときに100万ドルくらいの資産があったようです。

 

現在価値にするとどれくらいの価値があるのかは想像できないのですが、当時NY市場が金融崩壊の危機(リーマンショック並みかそれ以上)に陥って、J.Pモルガンより市場救済の要請を受けたという逸話があり、そこから察するに現在価値は数千億円〜数兆円というものに相当するかもしれません。

 

どういうやり方をしていたのかは、彼の著書「リバモア流投機術」の後半に係れています。その資産が、場帖記入を続けることで作られたというところに親近感を感じてしまいます。

 

場帖記入のひとつの目的が、過去の値動きを体に覚えこませることだと私は思っています。冒頭の言葉にもあるように、相場変動は「価格変動は単に過去の繰り返し」という側面があります。毎日場帖記入を続けることで、毎日の値動きを体に覚えさせていく。そして、後日その動きに合った値動きが出てきたときにポジションを波に載せていく。

 

大仰に書いてはみましたが、やるべきことは1日1分の場帖・グラフ記入だけです。いちいち理屈をつけるほどのこともないのですが、本を読んでいるとたまに「そうそう、これなんだよね」ということがあり記事にしてみた次第です。近いうちに豪ドル円のサヤすべり取り売買もありそうです。気負わずにいつもの売買を心掛けてまいります。

 

サヤすべり取りの記事 ●●▲■NEO 詳細説明

2015/04/09


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