iサイクル注文設定 2つのポイント
iサイクル注文を使い始めて3か月くらいになります。やっと設定を変えずに利益が増えるのを楽しめる状況となってきました。今回は、ここまでの運用で感じているiサイクル注文設定で重要な2つのポイントについてまとめました。
iサイクル注文設定運用状況
1月より始めた豪ドル円(AUDJPY)サイクル注文戦略の売買状況です。
昨日の急落・大戻しの波にのり2本の利益決済がありました。これにより口座とポジション状況は以下のようになっています。
100万円で始めた口座資産は1,006,929円です。現在8千通貨の買いポジションがあり、買い平均値は94.43円で含み損がー22,707円というところです。下げ相場でポジション数が増加して含み損が増えるのは当初からの想定内ですので、このままいきます。
昨日のような激しい値動きがiサイクル注文は大好きなようですね。希望通りに相場が動くわけではないので、あまり小さなことは気にせずに設定このままでいきます。もしかすると、運用資金を増額するかもしれません。
iサイクル注文設定 2つのポイント
これまで、iサイクル注文設定をいろんなやり方を試してきました。なかなか長く続けられず小利で終わることが多かったのですが、最近やっと利益が積みあがるのをじっくり見ていられるようになってきたところです。
iサイクル注文は、長く続けていけるような設定にしないとあまり利益は増えません。
短期運用よりも中長期的視点での運用に向くと感じています。私は、iサイクル注文設定で以下の2点を重視しています。
- 最悪の事態を想定して値幅を設定する
- 運用資金を限定する
これは、あくまで私が安心してやっていける基準です。人によって考え方は違うし、安心する基準も違うと思います。
値幅設定の際は、過去の値動きをみて最悪の事態になっても問題ない水準を設定するようにしています。例えば、豪ドル円であれば私が意識したのは「豪ドル円50円台」です。豪ドル円が50円台突入しても100万円の軍資金が持ちこたえられるように設定を工夫しています。
最悪の事態までいってもポジションが持ちこたえられるようにすれば、少々の下げでもストレスを抱えずに済みます。本当に50円が近づいてくるとちょっとソワソワすると思いますが、その状況が起き可能性は過去の値動きで見ると10年に1度くらいです。
とはいえ、この最悪の事態を想定した設定には問題点もあります。あまり最悪を意識しすぎるとiサイクル注文設定値幅が広くなりすぎてあまり売買ポジションが発生しないものになったりします。
これに対応するため、私は100万円の資金を50万円ずつ2つに分けました。まず50万円だけを設定対象として値幅も豪ドル円の20〜30円のミドルクラスの下げに対応できるもので設定しています。こうしておくことで50万円を予備資金的に休ませておくことができます。
こうしておくことで、実際に豪ドル円が60円台くらいに入ったときにも、余裕をもって次の一手が打てます。
運用資金を限定することも大事です。iサイクル注文で思惑通りに動いてくれないからといって資金を追加して新たな設定を追加していくといつの間にか想定以上の資金が拘束されてしまうような事態もあります。
私は現在100万円に限定しています。現在入金してある以上の資金はiサイクル注文で投下しません。資金を増加検討は「iサイクル注文設定」がうまく動いていると感じられるときに行います。
iサイクル注文で短期的に大きく稼ごうとすると、どうしても設定は狭くなりがちです。相場が思い通りにうごけばよいのですが、狭い設定中心だとちょっと逆に動いただけで含み損が増えて苦しい想いをすることになります。
私は、基本的に細かい設定変更をしたり管理の手間がかかるようなやり方は好きではありません。できるだけ手間をかけずに、ストレスなく放ったらかしできる運用が好きです。このやり方は、買いポジションを作って放ったらかしでスワップポイントを受け取り続けるスワップ放置投資にもよく似ています。でも、このiサイクル注文設定は、もっと利益が出るだろうと思っています。
iサイクル注文をストレスなく堅実にやりたいという方には、私の設定方法も良いのかもしれません。少しでも参考になれば幸いです。